#119 Article 725 Posted at 1992/06/17 04:12:25 by 日比アラタ (MAP2613) [NO.14]

Subject: 新たなる強敵!

はじめまして >all

今まで読んでるだけでしたが、自分が漠然と感じていたことをずばり指摘するよ
うな書き込みを見てしまったので、思わず出てきてしまいました。

KYOGOさん writes:

 >彼の演出がセーラームーンの魅力を 100%引き出してるとは私には思えません。
 >むしろ他の人の回のほうが、(たとえ全体のまとまりは劣っていても)
 >この作品独自の魅力を出していることが多い気がします。

そうですね。

制作者側が、何をセーラームーンの魅力として出そうとしているのか、聞いたわ
けではないので知らないのですが、見てる側としては、次のようなことに魅力を
見いだしました。妖魔がエナジー回収のために、人間の欲望を利用しているとい
うこと、そして、その作戦におめおめとひっかかってしまう人々の愚かしさ、滑
稽さといったものにです。当然この「欲望」は、本来のターゲットを意識して、
わかりやすいものを選んでいます。スターになりた~いとか、彼氏が欲し~とか
です。これが視聴者の願望と合致したそのとき、妖魔への憎悪や、セーラー戦士
のかっこよさといったものが最高に演出できるのではないでしょうか。ここで、
視聴者が自分を、登場人物達(罠にはまる市民を含む)に投影できることが大切な
のです。

しかし、今回の佐藤さんの話は、どうも、ネフライトやタキシード仮面など、ヘ
ンなキャラクターに重きを置いていたように思いました。「きんぎょ注意報!」
では言うにおよばず。

セーラームーンには普通の人間が、誰もが持っている欲望への弱さみたいなもの
を描きだしたというおもしろさがみられました。しかし、佐藤さんはヘンなキャ
ラクターによるヘンなドラマという方向を目指しているように感じられます。

どっちがよりいいのか、人の好みもありましょうが、一般的に、普通の人間の心
を細やかに描く方が難しいし、それが成功したとき作品が得る魅力は、絶対大き
いと思います。視聴者が人間である以上、登場人物達も人間であった方が、より、
密着して見れますよね。

そんなわけで、「この路線(ヘンなドラマの意)」で行って欲しくないと思ってい
ます。まあ、一視聴者の希望にすぎませんが。