#110 Article 1210 Posted at 1994/06/17 10:11:15 by よしゆき (MAP3848) [MIXER]

Subject: Re: Re: Re: お手製ミキサ /1209 /1206 /1165

コンデンサーの種類について。

 セラコン   小容量1pF~0.47μF 高周波領域用のカップリング/パスコン
        フィルター/etc/デジタル,アナログ回路全般に使える。
        温度特性がやや悪い(-20~40度で容量変化が-40%程度)
        インダクタンス成分が小さい/周波数特性がよい。
 
 マイラーコン 広範囲の用途に使える。容量はセラコンと同じくらい。
 (フィルムコン)   セラコンに比べ温特がよい。(±5%程度)周波数特性はピンキリ
        インダクタンス成分をもっている。(使う周波数帯を選ぶ)
        湿度変化や経年変化の影響を受けやすい(容量抜け)
        パスコン/フィルター/時定数決定用/オーディオ回路や時定数を
        持つ回路によく使われる。
 
 タンタルコン セラコンの良いところ(高周波特性の良さ)とケミコンの大容量
        を兼ねたコンデンサー。耐圧が低いのとあまり大容量がない、値段が
        高いのが難点。ケミコンとセラコン(マイラーコン)をペアで使う
        ところがこれ一つで済む利点。
 
 ケミコン   大容量、低価格 カップリングコン/パスコン/整流平滑用
        温特、周波数特性は悪い。100KHz程度以上ではただの
        インピーダンス源。マイラーコンやセラコンと組合わせて使う。
 
 OSコン/アルシコン ケミコンの周波数特性の悪さを改善したもの。インダクタンス
        も小さく安定している。やはりこれ一個でかなり使える。信号系や
        スイッチング電源の平滑フィルターなどの高周波(数100KHz)
        に利用される。とっても高いので滅多に使わせてもらえない。
 
  注)温特、周波数特性とは温度変化/使用周波数における容量の増減率やインピーダ
  ンス変化、小さい程良い。
  
  オーディオアンプにはケミコンとマイラーコンやセラコンのペアで良いでしょう。
  あとは予算次第です。容量はOPアンプ程度なら47~100μF+0.01μF
  三端子レギュレーターは入力に47μF/出力に100μF程度をよく使います。
  整流回路の根元は大きければ大きいほどリップルや瞬断、サージノイズに強く
  なります。
  
                                               よしゆき (MAP3848)