#11 Article 4073 Posted at 1990/03/08 20:07:08 by 秋葉台 (MAP1154) []
Subject: 愚痴です
先日の文章はかなりインパクトの強い文章であり、反感を持った方々も多数いら っしゃることだろうと思います。その点はお詫び致します。 さて、レッドバロンさんのご意見、拝聴しました。プログラムを作る大変さはよ く認識していらっしゃるとのことですが、それならばわたしはこれ以上何も言うつ もりはありません。 以下はわたしの愚痴です。ここはCG・Techのボードなので、それに関係な いことは敬遠されますので、NL3データデコーダ開発時の苦労をお話しします。 長いものでこのローダは、去年の5月ごろから着手、今年の2月まででもう9か 月になりますね。ここに来てからずっと引きずっていることになります。ご存じか と思いますが、B16用のNL3データデコーダはISAMさんのBASIC版が 先にリリースされましたが、残念ながらBASICでは処理が遅い...そこで、 少しばかりC言語の知識があるわたしは、より高速なC言語によるデコーダの開発 に着手したというわけです。しかしこれはわたしにとって難問でした。まず、NL 3の仕様がわからない。したがってBASICプログラムを解析するしかない。し かし、ご存じの通りBASICというのは構造化を意識しない言語(構造化しよう と思えばいくらでもできますが)であり、どのような書き方もできます。そのプロ グラムはあまり構造化を意識していないらしく、またかなり特殊な技法(画面上の 指定範囲をPSETコマンドでセーブする時に作られる配列データをエミュレート する、など)が使われていたため、頭の悪いわたしは解析に苦労しました。その間、 人の知恵を借りたこともありました。 そして去年の6月、ある程度実用に耐えられるバージョン(0.10)が完成し ました。しかし、人間というものはさらに良いものを作ろうとするものです。どう にか実用に耐えられるとはいえ、そのデコード速度は決して速いものではなく、自 分で使う上で不満がありました。特にそう感じたのは会社の98によるNL3デー タの表示でした。B16では20秒程度かかって表示されるデータが一瞬にして出 てくるのです。それもV30 10MHzの98でです。この時からです、今のよ うなデコーダを作ろうと決意したのは。自分でできる最高のものを作ってやろうと。 はっきりいってそれからが大変でした。すでにそのころパソコンが自分のうちに あったのですが、B16ではない...だから会社に行く。NL3デコーダデバッ グのためだけに休日に会社へ行くのです。それを何度繰り返したでしょうか... こういうこともありました。ある日、やはり実機デバッグのために会社へ行きまし た。その日はちょうど長期休暇の初めのころで、職場には誰もいません。その中、 わたしはいつものようにテストを行っていました。そこにうちの経理課長がやって きまして、わたしに文句を言います。“部外者が勝手にマシンを使ってもらっては 困る”というのです。無理もありません。わたしはその時すでにそこの職場の人間 でなくなっていたのですから。(去年の4月から今の職場に移った) しかし、何だかんだでとりあえず“自分にでき得る最高の”NL3データデコー ダ Version 1.00が完成しました。が、皮肉なことにそのころはすで にさらに伝送効率のいい“ML1”の話題が持ち上がっており、また自分でいいと 思っていても他人の好みは必ずしもそうではないようで、苦労して作った割にはこ のバージョンのリリースによる手応えをあまり感じなかったように記憶しています。 (B16ユーザーが少ないというところがよけいそう感じさせた)それどころか、 最近ではB16ユーザー諸氏のNL3データデコーダの存在を忘れたかのような “ML1”、“ML1”という発言を聞き、悲しみを通り越して正直なところ怒り を感じていました。せっかくSUKA-Gさんがコンバータを作ってくれたのに。 わたしが“ML1のデコーダを作らない”という発言を繰り返してきたのにはそう いう意味が含まれていたのです。しかし、そのため結果的にW.Mさんに多大なご 迷惑をおかけすることになってしまい申しわけなく思っています。B16版ML1 の方はわたしの方でも一応検討に入らせていただきますので、自分のお作りになり たいプログラムを優先なさってください >> W.Mさん くだらない駄文のあとで恐縮ですが、ここからはわたしからのお願いです。PD S、特にフリーウェアというのはあくまでも奉仕活動によって作り出されるもので あり、個人の生活を束縛してまで作らせるものではなく、また、誰にもそうさせる 権利はありません。そこをわかって欲しいのです。むろん、こういうプログラムを 作って欲しい、あるいはこのプログラムにはこういう不具合があるからぜひ直して 欲しいという要望はいっこうにかまいません。しかしながら、“欲しいから作れ!” とか、“お前が作ったんだから直すのが当然だろう!”という言い方をして欲しく ないのです。これはわたしだけでなくML1という規格を作ったNOZOMUさん や、その他いろいろのアプリケーションを提供してくれている方々もおそらく同じ 気持ちだろうと思います。あくまでも“奉仕”であり、“契約”ではないのですか ら。 最後に言いたいことがあります。 > 私はこれ以上秋葉台さんに期待してませんし(変な意味に取らないで下さい) このひと言、肩の荷がおりたような気がします。実はある人にはすでにお話しし ていますが、わたしはこれからROMモード(少なくともプログラムのアップロー ドに関しては)に入ろうかと考えていましたので、ちょうどいいです。実は最近P C-VANのIDが来まして、またもうしばらくするとTeleStarの個人I Dが来る予定ですので、以後はそちら(特にTeleStarのSRPC)の方で PDSの研究をさせていただこうかと思っています。ただここへのアクセスはやめ ませんのでMailにはRAM領域を残しておくつもりです。 秋葉台/MAP1154 p.s マイナーマシンだからソフトを自分で開拓しなければならないという発言 は問題ありかも知れませんね。