#109 Article 1901 Posted at 1993/03/05 00:18:07 by MEMOLE (MAP1917) []

Subject: マリーベルの火の用心 内容紹介

防災アニメーション

  マリーベルの火の用心 -グラッときたらどうする-

  ●制作意図

  テレビでおなじみのマリーベルとその仲間たちに登場してもらい、地震の時どうし
  たらいいかを、子どもたちと一緒に考えます。

  ●作品の内容

  マリーベルの家はフラワーショップ、花屋さんだ。おやつどき、母親のレミがホッ
  トケーキを焼いている。食卓を囲んでマリーベルとその友達、タンバリンやユーリ
  ケン、リボンたちが「早く出来ないかなあ」とワイワイ、ガヤガヤ出来上りを待ち
  かねている。

  「何か手伝いましょうか」と言う子どもたちに「じゃ、お皿を運んでちょうだい」
  と頼んでいるところにグラグラッと地震が。あわてる子どもたちに、レミは「テー
  ブルの下にもぐって」と指示し、ガスの火を消し、椅子のクッションをそれぞれの
  頭にのせてテーブルの下にもぐり込んだ。

  地震がしずまると店の方から父親のタクローの悲鳴が聞こえて来る。飛び出して行
  ってみると、鉢植えの草木が倒れたり、柵から落ちそうになっている。それを父が
  手足や頭を使って懸命に押え「助けてくれ」というわけだ。台所に戻ってみると花
  瓶や食器類が大分落ちている。テーブルの下に避難したのは正解だったのだ。「地
  震の時はあわてちゃいけない。外に飛び出したら壁は崩れてくるし、瓦や窓ガラス
  も落ちてくるからね」と先ほどおかしな格好をしていたことは忘れて、お父さんが
  すかさず教訓をたれる。

  「火の始末も大切よ」と言ったのはお母さん。そう言えばグラッと来た時、母がガ
  スの栓をちゃんとしめたのをマリーベルはハッキリ目にしていた。「地震も怖いけ
  ど、火を消し忘れて起きる火事はもっと怖いのよ。」そう言えば、ガスやストーブ
  ・・・等々、家庭には火事の発生源がたくさんある。だから各家庭で確実に火を消
  せば被害は防げるのである。

  そんな話をしている所を消防車が走って行く。恐ろしい火災が発生したらしい。マ
  リーベルたちは飛び出して行く。超能力を持っているマリーベルの耳に助けを求め
  る声が聞こえる。6階建のマンションの最上階で助けを求める子ども。その子ども
  がかかえる鉢植えの花がマリーベルにSOSの救助信号を発していたのだ。

  早速、マリーベル・タンバリンを取り出して変身するマリーベル。そして、「マリ
  リン、ベルルン、リンリンリン、魔法の香水でみんなを飛ばして」と呪文をとなえ
  、みんなに香水をかけるとハナコプターが出て一同はフンワリ浮かび上がる。する
  と道路に駐車していたたくさんの自動車が邪魔になって消防車や救急車が立往生し
  ているのが見えた。そこでマリーベルはまた、呪文をとなえ、マリーベルステッキ
  を使って「車さんどいて」と言うと駐車中の自動車が次々と宙に浮いて行く。

  野次馬たちはビックリ仰天。消防車の運転手も狐につまれた思いだったが「今がチ
  ャンス」とばかり突っ走る。そして燃えている建物に到着するや直ちに消火・救助
  活動を開始。間もなく煙に巻かれた子どもを助け出してくる。

  駆け寄って子どもを抱きしめる母親に消防士が「お母さん、火事の原因は台所の火
  を消し忘れのようですね。今回は早くに発見し、ボヤですみ、死傷者も怪我人もな
  かったからよかったですが、以後気をつけて下さい」と注意している。

  見守っていた人たちも思わず拍手。消防士の人たちも役目を無事はたして嬉しそう
  だ。子どもの胸にしっかりと抱かれて一緒に救出された鉢植えの花もマリーベルた
  ちに笑いかけている。

  「皆さん、火のもとには気をつけてね!特に地震の時は!消防士とマリーベルから
  のお願い!」

  -------------------------------------
  制作   :東映株式会社教育映画部
  企画   :浅川 春樹
  原作   :大西 良昌
  脚本・監督:遠藤 徹哉
  作画   :高見 明男
  美術   :地蔵本拓嗣
  撮影   :橋本 和典
  音楽   :石黒 孝子
  制作協力 :ビックウエスト・葦プロダクション
  -------------------------------------