#109 Article 1853 Posted at 1993/02/12 10:49:14 by りんみ (MAP3262) []

Subject: 原風景

人は植物を見てやさしくなれるし,花達は人の愛情と思いやりを受けて美しく
        ↑         | 咲く.  ↑
  『こんにちは! 私 マリーベル』|『うちのパパはゲーム作家』
  「花達は人にある種の光線を   |「花は やさしくしてあげた分だけ
     出しているのよ」     |   美しく 咲くんだヨ」
 「」内は資料を見ながら書いている訳ではないので,正確ではありません.

 新聞の[お答えします]欄に公園の再整備計画が載っていました.それを見て書い
たアーティクルです.
 《ちょっとあんた,ショウブを一時的に撤去するって……ひどいじゃないかー》
 まさか,この歳になった自分にこんな感情が残っていたなんて…… 本当に,人は
誰でもそんな気持ちを心のどこかに残しているのかもしれません.

 サニーベルの人々は,歴史とこの町を大切にしているように思います.
 私の生まれた町も,再開発とかで私が育った家も(土地は残るけれども)このまま
ではいられないようです(あまり綺麗な家ではありませんが.午後の日差しのなか,
暗い部屋に居ると,まるで保育園の頃に戻ったような気がして,何だか心が落ち着く
のを覚えています) 僕の通った思い出のちょっとばっか残る保育園のあった谷も埋
められ,春には枝をちゃっかり泥棒さんした大きな桜の木々も今はありません.北口
の比較的古い地域全体が今は赤茶けて工事機械が置いてあったりします.

▽「花が 咲いてること」
 話を元に戻して,人と花との係わりあいの事を考えるのには50万年前の原始時代
の方が都合が良さそうです.その頃は,自然の他に何もなくて,自然と仲良く暮らし
ていたことと思います.それが僕に言わせれば,エンディング『思われている』のイ
ラストなのです.その頃もマリーベルは,自然と人との間を取り持っていたのでしょ
うね.本当は,あの頃の方が幸せだったのかもしれません.
  →“原風景”,参考文献『男と女の脳をさぐる』
         新井康允著(東京図書株式会社)第16章[絵にみる男女差]
 “原風景”については書きたいことが沢山あるので,またいつか書きたいなあと思
っています.

 きっと,50年前も花と人との関係は50万年前と変わっていないんじゃないかと
思います.町や文化が変わっても,日常の小さな出来事や喜び.これは,なぜか『O
ut2月号』の《これが,ケン?》の絵やタクローさんの絵を思い出してしまいます
(『Out2月号』についてはMick'nさんのArticle 1619を参照してください) 5
0年前≒ローズさんが子供だった頃として,人の幸せって時代によるものなのかな?
って.

 そして,今もサニーベルの町では,ちっとも変わっていないように見えます.
 (そうかあ,サニーベルの町自体が幸せなのか)
 今も,時計台のチャイムが町中に響きわたっていることでしょう.

 植物は一見無抵抗で弱そうに見えるけれども,人にやさしさを思い出させる力を持
っているのかもしれませんね.

(追伸:Postscriptを辞書で引くとこう書いてあります)
 平成5年2月9日12時38分頃NHK『昼どき日本列島』で

アシスタントの方>「花達から元気をもらっているようですね」とか
浅井慎平さん(だったかなー)>「子供のころ訳もなく花をむしっている奴見ると
     ぶん殴ってましたね.そんなに,乱暴なたちじゃなかったんですけど」

 うろ覚えですので,あてにはなりません.
                          MAP3262 りんみ