#104 Article 532 Posted at 1992/06/14 23:55:43 by あっぷる (MAP805) [NO.36]
Subject: Re:*5 第36話 「螢火、恋に燃えて…」 /531 ... /485 /484
貴から話を聞き、薫の君の所にいく辺見。それを見送り、家に帰る奈々子。この 時の髪をとかす奈々子ちゃんが、非常に可愛く描かれていています(^^) 辺見がやってきたのは、上の「好きだから……」の言葉と共に二人が別れた川岸。 薫がそこに立っている。逃げる薫の君。追いかけて捕まえる辺見。 薫「はなして! はなして武彦さん。」 辺見「じゃあなぜここへ来た。二人が最後に別れたこの場所へなぜ来たんだ。あ の時から、ここで別れたあの時から、僕の心がここに置いてあるからだ。 君が好きだという僕の心を、ここに置いたままにしてあるからだ。そして、 そして君も、君の心も、ここに置き去りにしてあるからだ。」 薫「違う。私は忘れた。私はそんなことは忘れてしまった!」 そして、過去の回想シーン。 薫「あなたが好き。あなたが好き。だから見て。あなたに見て欲しい。私を忘れ て欲しいから、私を見て欲しい。」 裸になる薫の君。周りを舞う螢。 薫「ね、私は決してあなたを幸せにはできない。こんな私をたとえあなたが愛し てくれても、思ってくれればくれるほど、私きっとあなたの未来を暗くして しまう。だから、だからたった今、私はあなたを忘れます。」 辺見にキスをする薫の君。そして、薫は辺見の元を走り去る。 朝早く。薫が家に帰ってきて早朝練習に出たと知り、急いで学校に出かける奈々 子。しかし、体育館にはいない。鐘の音に誘われて、いやサンジュストの誘いだ ったのかも知れないけれど、時計塔の屋根裏へといく奈々子。そしてそこには薫 の君が。 薫「あなたには、分かってもらっておいたほうがいいかな。」 奈々子「え?」 シャツのボタンをはずし、前をはだける薫の君。 薫「手術でね、片方、取ってしまったんだ。」 泣き崩れる奈々子。 薫「5年。5年の間に再発したら、もう助からない。」 あっぷる