#104 Article 466 Posted at 1992/04/06 21:13:00 by あっぷる (MAP805) [NO.33]

Subject: Re:*6 第33話 「飛翔」 /465 ... /461 /460

今週のマリ子ちゃんです。
……書きたくないよなぁ。今回は特に(^^;)

サンジュストの子供の頃のシーンの夢から。夕陽の中。海岸を歩くサンジュスト
様ことれいと、その母。
れい「ママ! ママ、どこ行くの?」
母「さぁ、どこへ行きましょうね。こんなに夕陽が綺麗だと、どこへ行きたかっ
  たのか、ママ忘れてしまいそう。れいさん。あなたはどこへ行きたいですか?」
れい「どこでも! どこでもれいは、ママの行きたい方に行く!」
一人海の中へ入っていくれいの母。
れい「ママ!」
母「あなたはね、れいさん。お姉さまを守ってあげなくては駄目よ。」
れい「お姉さま?」
母「そう、あなたの本当のお姉さま。あなたはこうしてママと一緒に暮らすこと
  ができるけど、その子はね、ママのそばで暮らすことはできないの。」
れい「どうして? なぜ?」
母「貰われていったの。ママ、取り上げられてしまったの。」
……そこで目を覚ますサンジュスト。サンジュストのお姉さまと言えば……(^^;)

朝。署名は全校生徒の2/3に達しており、理事会へ提出が可能となりました。
その回答は、一週間以内に緊急会議を開いて検討するとのこと。この話題はどう
やら決着がつきそうです。

薫の君の所へ顔を出すサンジュスト。いつもと違って表情も明るい。先日のラス
トミーティングの時の宮さまの姿を思い出し、「終わったかな」と薫に話すサン
ジュスト。誇り高い宮さまを確認し、久しぶりに良く眠れたと話す。

夕方。マリ子の家まで競争する奈々子と智子。奈々子ちゃんが勝ったものの、家
には誰も居ず。帰ろうとすると、貴の車で、マリ子ちゃんとお母さんが帰宅。車
で不動産屋まわりをしていたのでした。離婚が成立し、小さいながらも母子2人
で暮らせる家を捜していたのでした。
マリ子「さぁ、入って。私、アッサムティーいれてあげる。」
貴「へぇ。アッサムティーかぁ。そりゃすごい。」
マリ子「あら。まだいらしたの?」
貴「え? いや、そのアッサム、僕の分……」
マリ子「ないわ……と言いたいところだけど。今日だけよ。本来家は男子禁制な
    んだから。
……なんだかんだいって、仲が良くなっていないか?(^^;) 一生懸命明るく振
る舞っているマリ子ちゃん母子と、できる限りの援助を惜しまない貴じゃ、しか
たないのかも知れないけれど(^^;)

一の宮家。ロンドンの父親からの電話。主な内容はソロリティ関係だけれど、サ
ンジュストのことも話されます。

夜。サンジュストは奈々子を呼び出す。
サンジュスト「透明で暖かくて、脆いけどどこか強くて、かわいくて、そんな人
       と話がしてみたかった。」
奈々子「なんか、なんか変。サンジュスト様変です。」
サンジュスト「そうかな。変かな。」
奈々子「ええ。私のこと、そんな風に。」
サンジュスト「でも気持ちがいいんだ。とても。とても素直になれて。」
……ほんと、今回の結末を暗示しているような……(^^;)

そして突然話始めるサンジュスト。
サンジュスト「あの方はご存じないけど。」
奈々子「え?」
サンジュスト「あの方は、蕗子様は、異母兄弟なんかじゃない。本当の、私の本
       当のお姉さま。あの方は、生まれてすぐ本宅に引き取られて行っ
       た私の本当のお姉さま。母が亡くなるときに、私に打ち明けた。
       だから大事にしなさい、お前が守ってあげなさい、と。そして、
       決して蕗子様にはそのことを言ってはいけない、と。蕗子様は一
       の宮家の本当の娘として幸せになって欲しい、と。正式な結婚も
       せず一生愛人としてこの世を終えた母の、それが最後の願い。母
       とともに暮らせた私は、幸せだったと思う。あの方と比べれば。
       だから私は、あの方を守らなければいけない。せめて、あの方の
       プライドを。生涯をかけて。」
奈々子「どうして? どうしてそんなことを私に。そんな大切なことを私に。私
    ……私……。」
サンジュスト「あなたのせい。それが理由ではいけない?」
奈々子「サンジュスト様。」
サンジュスト「今ね、これからすごく強く生きていけそうな気がしているんだ。」
……う~む(;_;)

そして奈々子を夕陽の綺麗な海岸へ一緒に行こうと誘うサンジュスト。


							あっぷる