#104 Article 423 Posted at 1992/03/16 07:46:08 by あっぷる (MAP805) [NO.29]

Subject: Re:*4 第29話 「生徒総会」 /422 ... /419 /413

今週のマリ子ちゃんです。

ソロリティをやめてしまった奈々子ちゃん。帰りの電車の中で、智子ちゃんにこ
のことを告げます。驚く智子ちゃんと、さばさばと状況を説明する奈々子ちゃん。

そして、マリ子の家へとケーキを持っていく二人。やはりさばさばしている奈々
子ちゃんと、何かと考え込んでいる智子ちゃん。これはマリ子ちゃんの家でも変
わりません。
マリ子「どうしたの? 智子さん。」
奈々子「時々ね、変なの。智子って。」
智子「ああ、はぐれカモメが二羽三羽、ねぐら求めて西へ行く。」
奈々子「ね。」
マリ子「ふふふ。ありがとう智子さん。いいの。私、除名処分覚悟してたから。
    さっきね、あったのよ電話。モナリザ様かなぁ、あの声。昨日付、ソロ
    リティを除籍いたします、ですって。どうでもいいことだもん。気にし
    ないで。今や私にとっては。」
智子「私ね、ソロリティなんて、別にどうとも思ってなかった。私自身にとっち
   ゃ縁もゆかりもないし、もともと特権意識の塊なんて、私認めるの嫌いだ
   し。でも、奈々子がね。いろいろあって、それなりの苦労して頑張ったの、
   私知っているから。」
マリ子「え?」
奈々子「智子。私本当になんでもないって。」
智子「本当に? ブランコに乗って泣いたりわめいたり、あれ、もういいの? 
   忘れたっていうの?」
奈々子「忘れた。きれいさっぱり。前からやめようと思ってたって、さっき言っ
    たじゃない。」
マリ子「奈々子さん、やめたの? あなた、ソロリティ。」
奈々子「うん。」
マリ子「私のせい?」
奈々子「違う。」
マリ子「ごめん。」
奈々子「違うってば。ああっ、もう。なによ智子、なによ。なに引っかかってい
    るのよ、智子。」
智子「奈々子がいいなら、いいのよ。それでいいの。はい、もうこの話、これま
   で。」
奈々子「智子?」
マリ子「智子さん。」
智子「ケーキ、戴こうっと。う~ん、うっめぇ~。……そんなものだったのかぁ、
   ソロリティって。
奈々子「え?」
智子「いいのよ。ソロリティにいた人達がそう思ってたんだから。ソロリティっ
   て、もうちょっと何かがあるのかなって思ってたからさ。いいのよ、もう
   いい。」
奈々子「わからない。智子の言っていること。」
智子「おいしい! ダージリンかな、これ。」
ソロリティの外見と実状を比較する上で、奈々子と智子のこの認識の差が非常に
重要になってきます。外からみると中では非常に楽しく恵まれた世界に見える、
でも中からみるとそれは苦しみと悲しみの連続の世界……。不思議ですねぇ(と、
上原慶子さんの声で読んで下さい(^^;))。

翌日、マリ子の処分が発表されました。停学3ヶ月。この処分に腹を立てる智子。
智子「元はと言えば、意地の悪い連中の、品の無い中傷が原因なんだから。」
そこに、意地の悪い連中が登場(^^;)
園部「おやまぁ、ソロリティを首になった人が、偉そうに。」
ここで、智子ちゃんが切れます。飲んでいたジュースを園部にかけます。逆に智
子を叩く園部。ついには取っ組みあいの喧嘩へ(^^;) それを離れたところから
眺めているだけの綾。しかし、そこに登場の薫の君。
薫の君「止められるのは、あなたしか居ないんじゃないかな。」
綾が止めることで、ここでは一応の決着がつきます。

そして、ソロリティ廃止の必要性を感じた薫の君は、サンジュストの所に相談に
行きます。しかし、ここではまだサンジュストに話すことはできませんでした。
何の相談かを知らないけれど、薫の君が話す気になるまで待つと約束するサンジ
ュスト。その時薫の君は、身体の痛みが起こる間隔が短くなってきていることを
医者に指摘されている自分の姿を思い出していました。……自分が生きている内
にやっておかなければ、ということなのだろうか……(^^;)

その日の放課後もマリ子ちゃんの家に来る奈々子ちゃんと智子ちゃん。
マリ子「三咲さんと私、中等部の頃から何かっていうと張り合って、世の中にあ
    んな嫌な奴いないって、ずっと私思ってきた。派手好きで見栄っぱりで、
    気が強くて、負けず嫌いで自分勝手。その上、どうしようもないほどの
    寂しがりや。でも、昨日眠れなくて、恐いほど静かな闇をじっと見なが
    ら三咲さんのこと考えてたら、分かったの私。あの人、私にとってもよ
    く似てるってことが。私の気にしている嫌なとこが、何もかもそっくり
    だってことが。私、私、なんてひどいことを……」
マリ子の母「マリ子、まりこ。落ち着きなさい、マリ子。」
マリ子「ごめんね。ごめんね三咲さん。うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

帰宅する綾。迎えてくれたのは、犬のハロウィンだけでした。


							あっぷる