#104 Article 408 Posted at 1992/03/07 04:38:47 by あっぷる (MAP805) [NO.28]
Subject: Re:*4 第28話 「クリスマスキャンドル」 /407 ... /401 /400
港のホットドッグ屋(なんだそりゃ(^^;))でホットドッグを買う貴。マリ子ち ゃんにも食べるように勧めます。 マリ子「食べたくないわ、こんなもの。」 貴「そう。じゃ、2つとも僕が。うん。いけるなぁなかなか。上等とはいえない けど。暖かい。焼き立てだし。」 マリ子「黙って食べなさいよ。品がないわね。」 しかし、マリ子ちゃんのお腹は「ぐぅ~」となる(笑) ホットドッグを少しずつかじるマリ子ちゃん。ほんとに、少しずつ。そうかぁ、 お嬢様はホットドッグをああやって食べるのかぁ(真意不明(^^;)) 食べた後あっと眠ったマリ子に、貴はその隙に危ないこと……じゃなくて(^^;) 食べた後あっと眠ったマリ子に、貴はその隙に信夫家に電話をかけるのでした。 マリ子ちゃんの無事を知らせる貴。今まではマリ子が貴に電話をさせなかったか らに他なりません。相手の傷のことを考えてときどきパニックを起こしていると 知らせる貴。マリ子ちゃんは、眠りながらも涙を流しているのでした。ウルウル(;_;) 貴がマリ子を送ってきました。安心する奈々子ちゃん智子ちゃんと、マリ子の両 親。 奈々子「マリ子さん、私今日泊まっていく。」 智子「私もそうしようかなぁ。」 という2人に、マリ子は マリ子「ありがとう。そうして。そうしてくれるとうれしい。でもその前に私、 決着つけなきゃ。」 という。 マリ子に、綾のことはもう心配することはないと話す父。しかし、 マリ子「どうして。どうしてここにいるの?」 父「え?」 マリ子「私とママを捨てた人が、どうしてここにいるの?」 母「マリ子。」 マリ子「私がもう何をしようと関係ないでしょう? クラスメイトを傷つけよう が人を殺そうが、父親みたいな顔して優しそうな振りして欲しくない。」 父「マリ子。」 マリ子「あの人の所へ帰りなさいよ。」 母「マリ子。」 マリ子「ママ、どうして私を怒らないの? 何でパパを許すの? みんな嘘ばか り。この家は嘘つきの集まりよ! 私が生まれたのもきっと嘘。今ここ にこうしているのも何かの嘘。私なんて消えてしまえばいいのよ。消え てしまいたい。私は、私が大嫌いよ!」 と叫ぶと、自分の部屋にかけ込みます。必死にライターで煙草の火をつけようと する父。床にへたりこむ母。おいとましようと奈々子に持ちかける智子。しかし、 奈々子のみマリ子を追って部屋に。智子もついていきます。 マリ子の部屋にはいると、そこは床一面の火のともったクリスマスキャンドル。 幼い頃より家族全員で集まったときに家中を照らすようにと、マリ子が集めたキ ャンドル。しかしいつも父親が居ず、使うことはなかった。 マリ子「でも、今日はね、いるでしょパパが。」 智子「何の日よぉ? 今日は何の日なのよぉ?」 マリ子「ふふ、最後の日。」 奈々子&智子「え?」 マリ子「最後の日だわぁ。」 とキャンドルでカーテンに火をつけるマリ子ちゃん。止める奈々子ちゃん。必死 に火を消す智子ちゃん。しかしマリ子ちゃんは部屋から出ると、 マリ子「燃えてしまえばいいのよぉ、こんな家!」 と階下の両親の所へ行きます。階段の下には両親が。 父「構わないよマリ子。燃やしたいんなら燃やしてもいい。お前がそうしたいん ならそうするがいい。しかし。しかし、これだけはパパの言うことを聞いて 欲しい。何があっても、どんなことがあっても、自分を嫌いになってはいけ ない。決して、自分をボロクズのように扱ってはいけない。他人に誇るほど のことはないにせよ、自分の良いところを見つめ、愛し続けなければいけな い。」 マリ子「いや。私は嫌い。私は私が嫌い。わがままで勝手で、他人を平気で傷つ けて、その上、私は誰にも愛されてない!」 マリ子を頬を叩く父。 父「私はね、マリ子。お前の目からみればどうにも許せない人間だ。きっと、私 を知っている誰もが、私をくだらない奴だと言うだろう。家庭を省みず、仕 事だって一流とはいえない。生き方だって、ただ流されているだけだ。でも ね、マリ子。そんな私でも、ほんの少しだがいいところがあると自分では思 っている。誰にも見えないが、私だけが知っているいいところが少しはある と思っている。私はそれを大事にしているんだ。ひそやかだが、愛してさえ いる。どうしてかわかるか? それがないと、生きられないからだよ。いや、 それさえあれば、どんなことがあっても生きていけると思えるからだよ。」 涙を流す父。 父「自分を愛さなくて、誰が君を愛すことがある? 自分を愛さなくて、君は誰 かを愛すことができるか?」 マリ子「できるわ。それでも私、パパを愛しているもの。」 父「マリ子。許してくれマリ子。許してくれ。」 泣き崩れる。母、父、マリ子。 帰りの電車の中、このような家族がどうして崩れてしまったのか思い悩む奈々子 ちゃん。しかし答を導き出すことはできません。 翌日。 ソロリティの総会。昨夜の緊急会議の結果を報告する宮さま。 宮さま「記名式投票による絶対多数により、昨日付をもって、信夫マリ子さんの 除名処分を決定いたしました。」 異議を申し立てる奈々子ちゃん。しかし、 宮さま「どうぞ御苑生さん。ご自分の考えを述べて下さい。ただし決定とは絶対 だということ、二度と覆らないことだという前提でお話になるように。」 怒った奈々子ちゃん。宮さまに詰めよります。 宮さま「絶対? 決定? そんなことを一方的に生徒が生徒に押しつけることな んてできっこない。そんな権利が、どこにあるのですか?」 言葉を慎むように奈々子ちゃんに詰めよる、宮さまの腰巾着。それを鎮める宮さ ま。 奈々子「私もソロリティをやめます。たった今、この場で。これは、これは私の 決定です。」 立ち去る奈々子。呆然とする宮さま。 奈々子ちゃん、やるやる(笑) あっぷる