#104 Article 361 Posted at 1992/02/03 02:09:55 by あっぷる (MAP805) [NO.26]
Subject: Re:*6 第26話 「あかし、二人だけの雪」 /360 ... /356 /355
今週のマリ子ちゃんです。 1年B組 御苑生奈々子 この度、一身上の都合により、ソロリティメンバーズを退会いたします。 早朝。眠れなかったのか、まだ日が昇る前に退会届を書く奈々子ちゃん。 そして、その日の授業中。 マリ子「なによぉ。」 奈々子「え?」 マリ子「どうして、今日ちゃんと口聞いてくれないの?」 奈々子「そんなことない。」 マリ子「そんなことなくない。『おはよう』って言ってもうわの空だし、なに聞 いても『うんうん』ってなま返事。」 奈々子「そ、そうかな?」 マリ子「何があったの?」 奈々子「え?」 マリ子「昨日夜、ソロリティハウスで何があったの? 宮さまと何があったの?」 すねて秘密を聞こうとしてしまうところが、マリ子ちゃんの悪い癖(^^;) 智子 ちゃんならきっと聞かないんだろうけれど。……そうか、マリ子ちゃんの性格は 僕自身の性格に似ているんだ(^^;) マリ子ちゃんには秘密で退会届を出そうとする奈々子ちゃん。しかし、宮さまは 別荘に行っていて、学校には来ていません。薫の君から、サンジュスト様も学校 に来ていないことを聞き、奈々子ちゃんは一番傷ついているのはサンジュスト様 なんだと心配する。……自分の置かれている状況をよく考えましょう(笑) しかし、サンジュスト様は時計塔の部屋にいたのでした。母が死んで、一の宮の 本宅に引き取られた頃のことを回想するサンジュスト様。サンジュスト様のお母 さんが死んだ頃と言うと、3年前だったかな? とすると、この回想シーンに登 場するのは、15歳の蕗子ちゃんと14歳のれいちゃんなんですね(^^;) 雪の降りしきる海岸。蕗子はれいとともにここへやってきました。 蕗子「わたくしの大切な物が汚され、卑しめられ、壊されていく。そんなの絶対 にいや。わたくしは認めない。許せない。でもね、今ならまだ間に合うの よ。今ならまだ、わたくし達のこの美しい時間を、永遠にとどめておける の。誰にも汚されることなく。わかるでしょ。れい?」 れい「はい。」 雪の上にたれ、広がっていく赤い液体。 蕗子「あなたなら分かってくれると思っていた。」 れい「わかります。とてもよく。」 蕗子「わたくしも、後からすぐに。」 れい「ええ、必ず。」 雪の上に倒れ込むれい。 ……回想からさめ、手首の傷跡を見るサンジュスト。そして、叫び、壁の宮さま のシルエットと叩き続けるサンジュスト様。 死の美学……。個人的には認めたくないのだけれど……。 夜。サンジュストのマンションへ行く奈々子ちゃん。エレベーターに乗る。ドア が閉まりかけたとき、そのドアに足を挟む人影。奈々子がみると、ドアのすき間 から見えたのは、宮さまの恐ろしい顔でした(^^;) ひ~~恐い顔だぁ~~(;_;) 5階に着いても奈々子をおろさせず、帰るように言う宮さま。しかし奈々子ちゃ んは帰らずに5階に降りてしまいます。そして、退会届を宮さまに渡します。し かし宮さまは、マンションのダストシュートに退会届を捨ててしまいます。 宮さま「あの子にはわたくしが付いています。さぁ、お帰りなさい。」 奈々子「私、知ってます。サンジュスト様の冷たいお部屋……。いつも、ひとり ぼっちで、ほとんど何も食べずに。 宮さま「だから、わたくしが付いていると言っているじゃありませんか。 奈々子「うそです。宮さまは、そんなサンジュスト様に、何もしてあげていない!」 奈々子ちゃんの頬を叩く宮さま(^^;) 宮さま「言葉を慎みなさい。わたくしは、あの子の姉です。」 奈々子ちゃん、強くなりましたね。あの宮さまに反抗できるようになったなんて(^^;) 後々どうなるか考えずに行動してますね(^^;) 宮さまが、奈々子ちゃんを睨みながらもサンジュスト様の部屋に入ろうとすると、 サンジュストが部屋から飛び出して出て行きます。自分が持ってきて、宮さまに 叩かれたときに落としたりんご(^^;)につまずく奈々子ちゃん。宮さまは、奈々 子のことなど構わずに、サンジュストを追うのでした。 後半へ続く あっぷる