#84 Article 521 Posted at 1991/03/10 14:24:33 by MEMOLE (MAP1917) [STORY]
Subject: Re:*36 夜の少年少女世界名作連続ドラマ「小公女ヒラリー」(笑) /492 ........... /147 /146
☆ 夜の少年少女世界名作連続ドラマ ☆ 「小公女ヒラリー」 (第38回)「こわされた魔法」 不思議な魔法は、それからも続いていました。ヒラリーとキャサリンは、毎日 充分な料理を食べる事が出来る様になりました。そして、ヒラリーもだんだん と健康を回復していったのでした。 ・・・しかし、院長先生は、そんなヒラリーを見て、疑問を持ちはじめます。 そして、寮母先生にその事を聞いてみました。 「あのヒラリー、いやに元気そうね・・・。」 「ええ・・すっかり良くなって・・・。」 「ふんっ!!お医者にかけてやったのも、忘れて!!血色ばかり良くなって」 「・・ひところ、お腹空かせて、今にも倒れそうに見えましたけど・・・?」 「お腹を空かせて倒れそうですってぇ・・・?」 「えっ!いや、あのそう見えただけで・・・。」 「お黙りっ!!ヒラリーには、充分食べさせています!!お腹を空かせている だの、倒れそうだの、世間体の悪いこと口にするんじゃありませんっ!! ・・それにしても、ヒラリーの行動には充分注意する必要がありますね。」 そして、執拗な院長先生の探求により、ついにヒラリー達は現場を押さえられ てしまったのでした。 「ああっ!!い、院長先生!!」 「お、おまえという子は・・・なんていうことを・・・。」 「ゆ、許して下さい!!こ、これはヒラリーさんがやった事ではありません! みんなすぐに消えるただの魔法です。明日の朝になれば・・・ぱっと消えて しまうんです。院長先生!!本当です!!」 キャサリンが必死になって説明しようとしましたが、これはかえって院長先生 を怒らせてしまいました。 「お黙り!!魔法なんてあるはずないでしょう!!ヒラリー!!どうせ全部、 盗んできた物に違いありませんっ!!これは、全部没収です!!それから、 ヒラリー!!おまえは、もうこの屋根裏に住まわせる訳にはいきません!」 ヒラリーは、弁解する暇もなく、屋根裏部屋から追い出されてしまいました。 そして、ヒラリーが移されたあたらしい寝場所は、以前ヒラリーの子馬がいた 馬小屋だったのです。魔法は、無惨にもこわされてしまったのでした。 ・・・ひとりぼっちの馬小屋で、ヒラリーを待ちかまえている運命とは? 次回、小公女ヒラリー、「馬小屋の寒い夜」お楽しみに。 よいこのみんなぁ!!このつづきは、またあしたね!! さぁてセーラ借りてこよぉっと(笑) 朗読 MAP1917 MEMOLE