#84 Article 415 Posted at 1991/03/03 22:20:10 by MEMOLE (MAP1917) [STORY]
Subject: Re:*30 夜の少年少女世界名作連続ドラマ「小公女ヒラリー」(笑) /391 ......... /147 /146
☆ 夜の少年少女世界名作連続ドラマ ☆ 「小公女ヒラリー」 (第31回)「屋根裏にきた怪物」 夏休みで、仕事量が減ったとは言え、相変わらずヒラリーの生活は、楽には なりませんでした。そんなある日、ヒラリーが買いだしから戻ってみると、 玄関の所に、夏休みを貰ったキャサリンがいるではありませんか!! 「キャサリン!!」 「うわぁぁぁ!!びっくりしたぁ!ヒラリーさんじゃないですかぁ!!本当 になつかしいですうぅ!」 「何言ってるのよキャサリン!!いただいた夏休みは、まだまだ先まである はずでしょう?」 「・・・それはそうなんですけどぉ・・・あのぅ実は・・母さんがそろそろ ロンドンへ帰って働いておくれ・・・って・・・いえ、母さんは、口には 出しませんでしたけど・・・私・・・わかっているんですぅ・・私が田舎 にいると・・・お給料は入ってこないし・・・反対に、私が食べる分お金 が余分に掛かるし・・・本当は母さん、困っていたんですぅ・・・だから ・・・私・・・。」 「そうだったの・・・だったら手紙で、帰ること知らせてくれれば良かった のに・・・いつ、ロンドンに着いたの?」 「はい!!さっき、ロンドンの駅に着いて、それからトコトコ歩いてきたか らもう、汗びっしょりです。」 「まあ!!それなら早く中に入ればいいのに・・・。」 「そ、それがぁ・・・私、思い出したんですぅ!!院長先生が、私にお休み を下さったのは、夏休みで生徒さん達が帰って、仕事はヒラリーさん一人 ですむようになったからだって・・・それが、早めに戻ってきたら・・・ また、よけいな食費がかかるって、院長先生に叱られるに決ってます。 それで、私、恐ろしくて、ついすくんでしまったんです・・・。」 「わかったわ!!キャサリン!!院長先生には、私からも言ってあげるから 心配しないでね!!さあ、行きましょう!!」 ヒラリーの懸命な説得により、キャサリンは学院で働かせて貰える事になり ました。しかし、計算高い院長先生に、その分の給料は払わないと言われて しまいます。キャサリンは、それでも従うしかありませんでした・・・・。 貧しい田舎の家族達に、これ以上負担を掛けることは出来なかったのです。 キャサリンが荷物を持って屋根裏部屋に戻ってみると、突然、気味悪い声が 聞こえてきました。とても人間が出すような声ではありません。キャサリン は恐ろしくなって、ヒラリーに相談しました。 二人で、恐る恐る屋根裏部屋まで行ってみると・・・・なんと声の正体は、 小さなお猿さんだったのです!!この猿は、となりに引っ越してきた紳士に 可愛がられているペットでした。 その夜ヒラリーは、となりのご主人の事を、心の中のお父さまに報告するの でした。 「そうよ!!お父さま!あの方達インドからいらしたのよ!!今になかよし になって、きっとインドのお話を聞くつもりよ!!お父さま・・・。」 果して、この謎の紳士は何の為にロンドンまでやって来たのでしょうかぁ? そして、ヒラリーを待ち受ける新たなる運命とは!? よいこのみんなぁ!!このつづきは、またあしたね!! ううっ、高熱で頭が@@(笑) 朗読 MAP1917 MEMOLE