#84 Article 378 Posted at 1991/02/28 23:59:26 by MEMOLE (MAP1917) [STORY]

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☆ 夜の少年少女世界名作連続ドラマ ☆ 「小公女ヒラリー」

   (第29回)「キャサリンの里帰り」

   今日は、キャサリンが帰る日でした。しばらくぶりで、懐かしい家に帰れる
   ので、キャサリンはとっても楽しそうです。・・・しかし、ヒラリーには、
   どこへも、帰る所がありません。

   「あのぅ・・・ヒラリーさん・・・。私、久しぶりに国に帰って、母さんや
    弟や妹達とは会えるのは、とっても嬉しいんだけれど・・・ほんとは、ち
    ょっぴり胸の中が苦しいんですぅ・・・。」

   「まあ!!どうして・・・?」

   「だって・・・私は、家族の所へ帰れますけど・・・、ヒラリーさんは、お
    父さんまでお亡くなりになって・・・。許して下さい!!こんな事まで、
    言ってしまって・・・。でも、帰る所のないヒラリーさんが、気の毒すぎ
    て・・・。」

   「キャサリン・・・私の事は心配しないで!!あなたの分も働いておくわ!
    それより、弟さんや妹さん達に、おみやげを買わなくちゃいけないんでし
    ょう・・・?」

   「あっ!!そう言えば、忘れてましたぁ!!ヒラリーさぁん!!」

   「まあっ!!キャサリンったらぁ!!うふふうっ!!」

   キャサリンとの別れは、悲しいものがありました。ヒラリーだって本当は、
   帰れる所があれば、みんなと同じ様に帰りたいのです。でも、それは諦める
   しかありません。

   帰るふるさとも、暖かく迎えてくれる肉親もいないヒラリー・・・。そんな
   ヒラリーをなぐさめてくれたのは、リンちゃん人形とネズミのメモルの家族
   だけでした・・・。

   ああぁぁっ!! 耐えろ!!ヒラリー!! くじけるな!!ヒラリー!!
   がんばれ!! ぼくらのヒラリー・ウェントワース!!

   よいこのみんなぁ!!このつづきは、またあしたね!!

   飲むぞ!リンちゃんコーヒー(笑) 朗読 MAP1917 MEMOLE

   補足:キャサリンが弟達に、おみやげとして持って行ったのは、「アップル
      キャンディー」でした。別に意味は無いけど・・・。(笑)