#84 Article 256 Posted at 1991/02/17 06:57:28 by MEMOLE (MAP1917) [STORY]

Subject: Re:*15 夜の少年少女世界名作連続ドラマ「小公女ヒラリー」(笑) /236 ..... /147 /146

☆ 夜の少年少女世界名作連続ドラマ ☆ 「小公女ヒラリー」

   (第17回)「小さな友メモルの家族」

   ヒラリーの屋根裏部屋には、夜中になると不思議な物音が聞こえて来ます。
   最初、その物音におびえていたヒラリーでしたが、それが小さなネズミの仕業
   だという事に気がつきました。

   「ちっちっちっ・・・。おいで・・・おいで・・・あなた、何でそんなに用心
    しているの? 私は、あなたのお友達よ!!何にも心配しないでいいのよ!
    さあ、お食べ。うふっ・・・どう? 美味しいでしょう? うふふっ!!」

   心の素直なヒラリーは、さっそく、このネズミとお友達になってしまいます。
   そのうえ、このネズミには、「メモル」という名前までつけてしまいました。

   ちょうど、その時ドリスが、ヒラリーの部屋に遊びに来ました。ネズミと遊ぶ
   ヒラリーを見て、ドリスはびっくりしました。でも、やがてネズミが、可愛い
   生き物だという事がわかってきました。

   「うふふふ!私、ネズミがこんなに可愛いなんて知らなかったわ!!今度来る
    とき、私メモルちゃんの為に、何か食べ物を持って来てあげるわね!」

   次の日の、朝食の時の事です。ドリスは、クラスメートの食べ残したパンを見
   つけると「メモル」にあげようと、つい手にとってしまいます。ところがそれ
   を、運悪くパットに発見されてしまったから、さあたいへん!!その事で院長
   先生に呼び出されてしまいます。

   「あああっ!!もう・・・なんて・・なんて、情けない・・・!!あああ!!
    ドリス!!こんな事をするからには、訳があるはずです!その訳をはっきり
    とおっしゃいなさい!!」

   「・・・・・・・・・・・・・・・」

   「わかりました・・・どうしても言わないのなら、けっこうです!ドリス!!
    あなたは、今日一日、一歩も部屋の外へ出てはなりませんっ!!お昼も抜き
    ですっ!!」

   ヒラリーは、その事を知ってドリスが、自分の事をかばって何も言わなかった
   事がわかりました。「メモル」の事を話したら、屋根裏部屋に行っていた事が
   院長先生にバレてしまいます。もし、そうなったらヒラリーは、また院長先生
   に厳しく叱られてしまうでしょう。

   ヒラリーは、ドリスこそ、かけがえのない親友だと思うのでした。

   ・・・さあ!これからヒラリーはいったい、どうなってしまうのでしょう!?
   よいこのみんなぁ!!このつづきは、またあしたね!!

   また徹夜をしてしまった!さあ寝よう(笑)    朗読  MAP1917 MEMOLE