#84 Article 194 Posted at 1991/02/10 04:52:01 by MEMOLE (MAP1917) [STORY]

Subject: Re:*10 夜の少年少女世界名作連続ドラマ「小公女ヒラリー」(笑) /182 .... /147 /146

☆ 夜の少年少女世界名作連続ドラマ ☆ 「小公女ヒラリー」

   (第10回)「二つのプレゼント」

   ヒラリーが大金持ちになると知った院長先生は、ヒラリーの誕生日に、豪華な
   プレゼントをして恩を売っておこうと思いました。

   「さあ、ヒラリーさん。どれでも好きな服を選んでいいんですよ・。これは、
    私からのプレゼントなんですからね!!・・・・それからヒラリーさん!!
    この事はちゃんと手紙でお父さまにご報告なさってね!!おほほほほほ。」

   ヒラリーは、あまりうれしくはありませんでしたが、院長先生の押しの強さに
   断わりきれずに、しかたなく貰っておく事にしました。

   学院には、貧しい家庭の子もいました。キャサリンの家はとても貧しく、毎月
   の学費さえ払えない程だったので、学院の下働きをしてその費用を稼いでいま
   した。

   そのキャサリンは、以前にヒラリーにやさしくしてもらった事がありました。
   大好きなヒラリーの為に、キャサリンは自分の肩掛けを切って、小さな針差し
   を作りました。そして、こっそりとヒラリーの部屋に置いておいたのです。

   ヒラリーは、この小さなプレゼントにたいへん喜びました。差出人の名前は、
   書いてありませんでしたが、ヒラリーにはいったい誰がプレゼントをしてくれ
   たかすぐに判りました。

   「ありがとう!!キャサリン・・・きっとあなたね・・・。」

   ヒラリーには、高価なドレスよりも、小さくても心の篭った贈物の方が、遥か
   に嬉しかったのです。ますます、ヒラリーはキャサリンの事が好きになるので
   した。

   ・・・さあ!これからヒラリーはいったい、どうなってしまうのでしょう!?
   よいこのみんなぁ!!このつづきは、またあしたね!!

   げ・・・もう明るい、朝だ!(笑)  朗読 MAP1917 MEMOLE