#82 Article 3356 Posted at 1996/03/29 19:20:19 by ヨウメイ (MAP2597) [WNO.49]

Subject: Re: 最後の勝利者 /3355

ちくしょー、認めねー、認めねーぞ(笑)。最終回で作画と演出に力入れて、
何とかうまくごまかしたって「終わり良ければ全て良し」にはならんのよ、うん。

 単品としての最終回がいくら素晴らしくても、全49本のアベレージで見たとき
この作品は私にとっては類を見ないほどの駄作です。ええ、最初に不覚にも面白いと
思ってしまったゆえの恨みと後悔も評価に加味されてしまってますが(笑)。

 細かいところについての不満や突っ込みは、いくらあげてもあげきれない
ほどですが、私も大人だし(嘘)、あまりぐちぐちと言って嫌われてもまずいので
大きな心と(笑)、マクロな視点で(笑)簡単に、この作品が駄作になってしまった
原因を考えてみたいと思います。

 まず作品のテーマについては、「戦争と平和」がそれになるんでしょうが
どう考えても余りにも大きすぎて、スタッフの手に余るものになってしまった
ように思います。大風呂敷を広げすぎて、たためなくなってしまったという
感じでしょうか(笑)。

 全体的なストーリー構成についての欠点は、作品の初めから終りまで、全体から
見た個々の勢力の武力や技術力、政治的意図の相関関係が不明確だったと言うか、
御都合主義でころころと変化してしまったこと。これは所詮短期決戦のテロリストで
しかなかった主人公達を強引に話に絡めようとしたために生じた歪みだと思います。

 各話でのストーリーや演出レベルでも、きんまさんが以前に御指摘なさった
ように、見せたいもの(5人の少年の素敵さ(笑))が初めにあって、それを
ストーリーに強引に絡めようとするために矛盾が生じたり、彼らの描写に力を
注ぐあまり、市井の人々や一般兵の描き方がおろかになり、そのことでテーマで
ある「戦争と平和」についての議論が余計に空虚にみえてしまうという悪循環が
発生していたように思われます。

  美少年、美青年(笑)達の素敵さを描くことと、戦争と平和に関する問題を
真剣に描くという事をうまく両立させるというのは、スタッフの力量的に
ちょっと無理があったんじゃないのというのがわたしの率直な印象です。

教訓:追っかける兎は1羽だけにしよう(笑)。

 エヴァについて、「男の戦い」までを全26話で描けば、まとまってて良かったん
じゃないの、という気持ちがあるのと同様に、Wについてもガンダムトルーパー達が
罠で南極に集められるまでを丹念に描いて、そして最後にみんな殺されてしまう
という、テロリスト達の血のにじむような苦闘とはかない散華って感じの話にすれば
良かったのにとか思ってます。まあ両方とも単なる私の好みなんですが(^^;)。

 うーん......よしっ!これでまとまった!(どこが?(^^;))
もう、この作品についてはわちがいさんや他の皆さんがどういう評価を下すのかを
みたら、綺麗さっぱり忘れることにします(笑)。人生は前向きでなきゃね(笑)。

 次回作はヒロインがかないみかさんかー(^_^)、楽しみだなー(笑)。

                                                ヨウメイ