#82 Article 1706 Posted at 1994/06/21 23:19:48 by ISAM (MAP1129) [G.GUNDAM]
Subject: Re:*12 強敵!英雄チャップマンの挑戦 /1705 ..... /1677 /1676
フォームの問題点というと、基本的にGガンダムは毎話の繋がりが弱く、いくらで も置き直しが効くという部分が一つあるでしょうね。 つまりある話とある話の放送する順番が、仮に逆転してしまってもいこうにかまわ ないように話が作られているわけです。 しかし、それでは物語に求心性がありませんから、メインの話としてデビルガンダ ムと兄が云々という話が生じてくるわけでしょう。 この部分には、すでに伏線的な仕掛けがなされていて、主人公はデビルガンダムの 登場に関しては直接的には知りうる立場にはなかったのに、物語上はその部分を仮想 に作られた現実として表現してしまっています。つまり、そこはあきらかに虚実であ って、映像は嘘であると考えるべきなわけです。 さらに冷凍されてしまったという父親ですが、冷凍されたということは、ようする 「殺すわけにしいかないが、なにかをしゃべってもらっては困る」という状態なわけ でしょう。つまり、虚実の部分にかかわって、父親は何等かの事実を知っているとい うことになります。 こういった、問題を中心にして毎回展開すべきGガンダムですが、残念ながらそれ に対する言及というのが毎話の中で根本的に欠けています。 なんだかなー、ですけれどそこには制作者サイドの誤解があるんじゃないでしょう か、ヒッチコック先生曰く、視聴者に対する謎というは結局のところ作っている側が 信じているほどには意味がないということがあります。前述の問題に関する謎が仮に 最終話付近で解かれ、話が一気に盛り上がるとします。 そりゃ、それで結構でしょう。 でも、それまでの話はいったい何のためにあったのでしょう、すべて単なる伏線に しかすぎないのでしょうか。 今の、Gガンダムには話を引っ張るサスペンスが欠如しているのではないかと感じ るのです。 例えば、毎回、様々な場所に登場する主人公が、なぜそこに登場するのかという意 味づけがありませんし、どうして戦わなければいけないかという問題に関しても解決 はされません。むろんそこから去る理由についても・・・ 連続活劇の場合、この部分はフォーマットとして処理されるべきなのに、当初存在 、していた相手に必殺技をかけながら写真をみせて兄のことを尋ねるというフォーマ ットは否定されてしまいましたから、主人公がなぜ毎回戦っているかという疑問は、 「それがガンダムファイトだ」という理由いがいには浮かんでこないのです。 他の準主役の選手に関しても同様で、基本的な動機に欠けるという点は否めないで しょう。 いかに馬鹿にしようとも、ドラゴンボールZ、遊々白書のような漫画だけでなく、 スト2からバーチャファイターに至る格闘ゲームにさえそのへんが明確なのに、この 事態はかなり異常な気がします。 ISAM