#82 Article 1407 Posted at 1994/03/26 03:40:41 by 輪違聡司 (MAP3135) [VNO.50]

Subject: Re:*17 憎しみが呼ぶ対決 /1379 ...... /1331 /1330

人によって面白いと思う点、つまらないと思う点って色々あると思うので、
あれはあくまで輪違の見方って事にしといてください(すっげぇ逃げ口上)(笑)

 んで、また思うところがあったので^^;;;

 私ゃ昔、初作のガンダムを神格化するよーなことには反発してた人間なんですが、
ちと考え変わりました。
 「機動戦士ガンダム」は神です(笑)

 誤解してるであろうことを承知の上で言っちゃうと、なんとなく富野さんって、
続編物を作るのが苦手な人なんじゃないかなーって思っちゃった。
 これは、先日出たボトムズのOVA「赫奕たる異端」を見て思ったんですけど。

 高橋さん(総監督なのね^^;)って、すっげぇ雰囲気を大切にしてる。前作の
雰囲気や気分をキチンと持続させることにとても気を使ってるよーな、そんな気が
したのね。
 あ、「ビッグバトル」は、おいといて、と(笑)
 まぁ、これはボトムズだからかもしれないんだけど………。

 んで、富野さんって、割とそーゆー所には無頓着な印象を受けたんスよ。
 なんか、その時その時の状況、思ってること、言いたいことをストレートに出し
たがっているような。その場その場が大事なんだよ、みたいな。
 だから、Z→ZZみたいな、小中学生でもすぐ分かるようなとんでもねー大変化を
あっさりと(でもないかもしれないけど)やれちゃったんじゃないかなー、って。

 あ、それと、ガンダムに関して思うのは、初作のガンダムって作品は、富野さんが
やりたいことをホントに思いきりやったモノなのかねーって疑問。

 ボトムズはね、分かるんスよ。インタビュー記事とか読んでても、高橋さんのアツ
さがじんじん伝わってくる(笑)
 状況も良かったよね。ガンプラブーム以降のリアルロボットブームを受けて、
らしいメカやシリアスな話にスポンサーが寛容だったっすよね。
 あの頃のタカラは………むむむ。
 ………ってことはともかく^^;

 でも果たして「機動戦士ガンダム」はどーだったのかなーって思うと…うーむ。

 私はザンボットやダイターンは見てなかったので、雑誌やムック、友人の話などで
しか知りませんが、それらの印象や、イデオン以降の富野作品を見ると……
 なんかこー、ガンダムは毛色が違うよーな気がしたんですわ。
 いや、別に、全部死ねばいいってわけじゃないけど(笑)

 ま、ガンダムっつー作品に対する心意気が高かっただろーことは間違いないん
だけど。
 あー、やっぱ他のスタッフがいたこととかで違うのかな。
 松崎さんとか星山さんとかおられたしね。

 となると、ある意味じゃ、Z以降が本当の「富野ガンダム」ってなことにもなって
くるのかしらん(笑)
 まーこの辺、批判対象としては十分すぎるほど十分だよな(笑)
 前作あっての続編なのに……という、ね^^;

 正直言って、旧作ガンダムって特殊な存在になっちゃってますよね。
 その後のリアルロボット物は、どー転んでもここに端を発するモノなわけだ。
 んで、ガンダムで生み出された要素ってのは、その後の作品に分散伝播している、
って思ってます。ある意味じゃその後の作品に受け継がれたエッセンスが数多く
ここに凝縮されている、と。

 んで……相当アヤシイ論理だけど(笑)、初代ガンダムって「神」的存在のよーな
感じを受けちゃったのですわ。ま、一種の比喩ですけどね。
 どーも、既に「再現不可能」な素材のよーな気がしちゃうの^^;
 すなわち、「”機動戦士ガンダム”とはなんなのか」を一点に集約表現するのは
不可能に近いのではないか、と。

 んで、V。Vはガンダムですよ。ガンダムシリーズです。間違いない。
 でも……

 「Vは「ガンダム」だが「機動戦士ガンダム」ではない」

 と思うのね。前者は、世界観やカテゴリを代表する語として。後者は具体的な
作品名ね。

 まぁ、そうなった要因は、旧作ガンダムの作品性がどうとかよりも、むしろ、富野
さんその人のコトが大なんだろうけど(笑)
 別段、意図的に解体しようと思ってたわけじゃなくて、やりたいようにやってたら
ああなったのかもしれないなー、なんていう風に考えたりもしましたです、はい^^;
 やっぱね、Vは、富野ガンダム、ひいては富野アニメの行き着くところまで行き
着いた作品なのよ(笑)

 ………っていうのは、最終回を見る前まで考えてたこと。
 最終回見たっス。まだよく頭ン中整理ついてないけど…………

 はは~~ん、まだ終わっちゃいませんね、富野さん(爆笑)


                             わちがいそうじ。