#8 Article 544 Posted at 1988/11/22 05:10:50 by W.M. (MAP009) [TOP]

Subject: トップをねらえ!

遅ればせながら、私も「トップをねらえ!」を観ることができました。

 観る前にいろいろと入ってくる情報を聞いて、「どうもこれは好みの作品では
ないようだな」と思っていました。私は原則的に、笑える作品よりも、笑えない
作品のほうが好きですから。

 で、観た感想ですが、良かったです。「買い」です。◎ です。

 これは、「笑いながら観る」こともできる作品なのですが、「真面目に観る」
こともできる作品なんですね。私は一緒に観た友人と、

 1.なぜ、ロボットにのって腕立てふせやロードワークをしなければならないのか
とか、
 2.どうしてエーテルに流されるのか
とか、
 3.どうして宇宙空間でのかけ声が室内に聞こえるのか

といったことを、真剣(?)に考えあってしまいました。その結論(?)の一例
を挙げますと・・・

 1.人間も、普段の生活での行動がなければ自由に身体を動かすことができな
   いように、ロボットの操縦も、人間の普段の行動のようなことを反復練習
   することによって、上達する。特にこの世界でのロボットは、明らかに
   「応力帰還制御(操縦者とロボットとの間に力の増幅があること)」を行
   っているので、長時間ロボットを操縦するには、長時間操縦することので
   きる体力が必要なのである。

 2.科学講座にもあったように、タンホイザー博士によって、これまでの物理
   学はすっかり変わってしまった。今までは、加速度があるとGがかかり力
   が働くとされてきたが、タンホイザー博士のエーテル宇宙論によって、加
   速度と力のなかだちとして「エーテル(と言っても、光の波動の媒体とし
   て考えられていたエーテルとは別物)」が作用していることが認められ、
   今までならば
     「Gに押しつぶされる」
   と言っていたものが、現代物理学を学んだ人は、
     「エーテルに流される」
   と言わなければいけなくなってしまった。

などなどです。

 こんなことを考えて、無理やりつじつまを合わせながら(特に第2話を)観て
いると、うーん、これは・・・感動・・・なのかなぁ。

 第3,4,5,6話もこの調子で、視聴者の「うけ」などを直接ねらわずに、
「何と言われようと、作りたいものを作るんだ」といった気合いで頑張ってほし
いです。
                    MAP009 / W.M. 

P.S.オープニングでの日本列島の形、みなさん、気がつきました?