#75 Article 184 Posted at 1991/07/17 12:50:45 by SAWA (MAP2029) [HOLS]
Subject: Re:*7 ホルスぢゃっ! /182 ... /175 /171
>KINMA さん
わはは、一緒だ (^^)。昔はね~、ビデオだのLDだのといった便利なものが
なかったから、アニメ雑誌とかで情報を調べては走り回ったものです。夏休みに
TVでやるとテレコ持ち出して、必死で録音して「おぉ!今回はカットされてる
部分が少ない!」とか一喜一憂してました (^^;)。それを思うと今は便利ですよ
ね~。
でも便利さも善し悪しで、KINMA さんのおっしゃる通り、TV番組なんか特に
そうですが、ビデオなんかなくて走って帰って観る時と、留守録してあるからい
つでも観れるさという時では、観る時の熱がかなり違いますね。その分のめり込
む度合が浅くなってしまうような気がします。
>MUK さん
絵はがきはその昔、アニメージュあたりが創刊された頃かな?、ペロあたりか
ら出てましたねぇ。アニメショップなんてないところに住んでましたから、わざ
わざ通販で手にいれたものです(実家に帰ればあるんじゃないかな?)。その中
に例のシーンがあったかどうかは・・・うーむ記憶が (^^;)。
で、例のシーン(作画は大塚さんかな?宮崎さんかな?)の良さは、1枚1枚
の絵の良さというよりも、切りかかる瞬間の表情とそれをホルスに受けられた時
の表情の対比です。その中に、彼女がこれまで拠り所にしていたものへの固執と、
奥底でそうなりたいと願うものへの戸惑いみたいのが如実に出ていると思うです。
固執と戸惑いが交互に現れ、徐々にこれまでの拠り所が崩れていく過程が、標準
速度では早すぎますが、1/8ぐらいの速度で観てやるとよくわかります。
前にも似たようなことを書いた気はしますが、私はこの作品を観ていて、いつ
も迷っているヒルダや、台詞の端々に現われるグルンワルドの小人物臭さ(そこ
から進んで、もしかして彼は優しい面を持っているのではないかという勘ぐりで、
ですが)に人間的な魅力を感じます。
それに対しホルスや村人達の描写は、人間の描写ではなく、なにか彼らが役を
演じているように思えるのです。それをそのまま彼らの人間性に投影すると、(
特にホルスなんかは)やたら一面的な、悪い言い方をすると狂信的な人間像とし
て映ります。その一因は、彼らにおける表現方法が台詞に頼り過ぎている点にあ
るように思うのですが、どうなんだろう?
キャラクターに作品のテーマを代弁させることと、キャラクターを人間として
描くということは、(決して易しいことではないですが)可能なことと思います。
そしてその辺の欠点のために、作品のテーマが「団結」ということにあることは
充分理解しながらも、村人達の行動は「団結」に向かう止揚ではなく、ホルスと
かドラーコといったアジテータに扇動され、右往左往しているだけにすぎないの
ではないか?といった、かなり皮相的な見方すら部分的に抱いてしまいます。
私がホルスに対して人間的な魅力を感じるのは、ラストにヒルダを迎え入れ微
笑むところ、もっと細かく言えば口元が動く少し前のその目の感じなんでした。
----------あ゛~ またうだうだ書いちゃった (^^;) SAWA
P.S. TAGAWAさん、お仕事頑張ってね (^^)