#74 Article 18075 Posted at 1999/12/15 00:27:34 by 夏のこたつ (MAP2513) []

Subject: Re: Re: なにげにベストテン /18061 /18056

それでは私も。

アスキー AXシリーズ
 私が最初に購入したパソコンはPC-6001でした。なかなか思い出深いです。
これは小ゲームを2~4本程度詰め合わせたシリーズで、それが全10巻出てました。
現在と違って、ある特定の機能だけではなく、もう本当にあらゆる側面で可能な限り
ハードウェアの能力を使っているという趣がありました。
 モード4カラー、といって分かる人間がどれだけいるか疑問ですが、色のにじみを
利用した裏技的なカラーを使用したり、なかなか興味深いことをしてました。
代表作はAX-5「オリオン」など。パワードナイト、アウトローとか覚えてます?

オホーツクに消ゆ
 ADVゲームのブームのころの代表作の一つです。同じく堀井雄二作品の
「軽井沢誘拐案内」も捨てがたいですが、PC-6001でこれをやった価値に一票。
当時としては極めて高水準のADVだったと思います。

エメラルドドラゴン
 PC88で2回、PC98で2回、PCEngineで1回と5回クリアした、自己最多プレイ
RPG。もう私がこれ以上の回数PLAYするRPGはないと思います。
どうということはないありがちなストーリーですが、人間的な描写がバランス良く
なされていて、キャラクターに人間味がありました。この時代でキャラの立つ
RPGを製作するのはなかなか困難だったと思います。ゲームで切ない思いを
することはほとんどなかったので新鮮でした。

遥かなるオーガスタ
 今Windows版やってます(笑)当時PC-98で出た頃、かなり衝撃的でした。
それまでの単純化されたゴルフゲーム(これはこれで良く、ワールドゴルフ
などは傑作と思います)と比較し、リアルな表現を持ちこんだ記念碑的な
作品と思います。当時散々PLAYしました、ゴルフゲーム史に残る1本。

プリンセスメーカー
 育成物の走り。このインパクトは大きかったです。この作品無くば、
現在のギャルゲー・Xゲーの相当数はなかったでしょう。
非常に斬新な印象があったのを記憶しています。

同級生1&2
 上記のプリメと合わせて、結局この2つが、日本のギャルゲー&Xゲーの
独自なものと言えるのではないでしょうか。ただ、システムは同じですが、
内容自体は1と2で相当違っていて、同級生2で大きく純愛路線に振ってきています。
Hシーンが邪魔、と言われるようなソフトはこのソフトから出てきているのでは。
ゲーム中の女性に「人間的な」魅力を感じられるようになってきたのは
これ以降と思います。

ときめきメモリアル
 ゲームシステムが感情移入の方法論として見事に作用した一作。
「期せずして」という言葉がありますが、読み込みの遅いPCEでの
待ち時間さえ、相手の反応を待つ意味のある時間に感じられました。
良質のSLGが数字で物語を語るような雄弁さがありました。

Only You
 アリスソフトは、ビターな、18禁であるのが表現の地平を広げるという
ポジティブな意味合いを持つソフトを作れる数少ないメーカーですが、これは
代表作の一つ。私がゲームと割り切ってバッドエンディングを見る気にならなかった
唯一の作品です。このキャラの実在感は異常な程で、空前と感じました。

闘神都市2
 アリスからもう1つ。XゲームできちんとRPGを作れるのはアリスだけでしょう。
ゲームをやっていて、人間には、死んだ方がましと思える瞬間が確かにある、
と実感するとは思いませんでした。コンシューマには無い、極限の体験。

この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO
 Xゲームの最高峰に推したいです。セーブやロードの仕組みまでシステムに
組み込み、マルチエンドも世界観の全体に組み込まれたソフト。PLAY時間
以上に巨大なスケールの大きさを感じさせられます。彷徨する人間の姿が
描写されているという点において、これ以上のものはないです。
ノベル以上に文学的な作品です。

ゼノギアス
 スクウェアの演出力が極めてうまく働いた実例。キャラも上滑り無く
等身大の人間として描かれています。コンシューマでは極限的な表現で、
赤い△マークのシールがあってもいいかもしれません。エヴァに酷似している
というような批判もありますが、これはこれで独自かつ破綻してません。

幻想水滸伝1&2
 ゼノギアスも良いですが、一般性などを考えるとこっちのほうが上。
コンシューマゲームのRPGで、私が反復PLAYしたのはこの2作のみで
あり、思い入れも強いです。上記までのゲームで、どれを皆さんにやって
欲しいかということになると、まずはこの2作です。総勢108名の仲間というと
煩雑に感じるかもしれませんが、全くそう思えないのは見事。戦闘も楽しく
(これは重要な要素)体感時間がなぜか極めて短く感じる。ゲームを終えることが
仲間との別れとすら感じる数少ないゲームと言えます。シナリオも全体構成の
巧みさと丁寧なキャラ描写のおかげか、戦争を描写したRPGでは、最も説得力に
満ちたものと言えます。一部三国志風な戦記物の側面もあり、そういうのが
好きな人にもお薦め。(田中芳樹ファンにも)

その他次点クラス:
天外魔境2:   幻想水滸伝シリーズがあるのでやや印象が薄くなった。
         しかし当時としては空前のスケール、強い印象があった。
サクラ大戦:   キャラの魅力は強いが、細部の甘さで減点。しかしPLAY中
         ずっと楽しい数少ないゲーム。
蒼天の白き神の座:非常に珍しい登山のSLG。このボードのARTにも書いたけど、
         数時間やりこむと恐ろしい勢いでハマります。
リンダキューブ: 少しも可愛くないヒロインが、とてつもなく愛しく、
         最もグロテスクな描写の果てに、最もヒューマンな世界がある。
         鬼才桝田省治氏の代表作。本人曰、「裏天外」
リッジレーサー: 実は、このゲーム以前はほとんどアクションゲームを
         熱心にやったことがありませんでした。PC-6001以来の
         ご無沙汰でして。ゲームセンターにもいかない私が
         良質なアクションゲームの素晴らしさを実感した一作。
闘神伝:     初代の出来が最も良かったです。私の格闘ゲームに対する
         取り組みはここまでですね。リッジと合わせて、当時のPSに
         ちょっとしたカルチャーショックを感じました。

考え出すと際限が無いのでこの付近に。

	幻想水滸伝やってね(^^		MAP2513		夏のこたつ