#74 Article 17532 Posted at 1998/12/23 00:59:24 by 夏のこたつ (MAP2513) [PS]

Subject: Re: 幻想水滸伝2 /17521

さて、とりあえず1回クリアしました。

 全体の雰囲気は前作と非常に似ています。システム的な面も、細かな操作性の
改良はありますが、同じような世界観を作っています。

 やはり、ここではストーリーについて触れることになるのですが、
この作品にはRPG(いわゆる日本的なストーリー重視型の)が何であるかと
いう事を改めて考えさせられました。

 冷静にお話自体を、粗筋だけ人に説明すると、「ふーん」の一言で終わるような
ものではあります。これは世間のRPGが大体はそんなものであるという点で、
何ら変わりは無いと言えます。しかしながら、「感情移入システムとして」
優れていれば、作品世界の中ではそれは非常なリアリティを持ちます。
特に、このシリーズのように「戦争」というものがテーマになる場合は重要で、
一歩間違えれば何ら説得力の無い陳腐なストーリーになる可能性はあります。
しかしながら、この作品での実感はどうでしょう。人の死というものが、
本当に嫌なこと、悲しむべきこととして重量感を持つのはなぜでしょう。
特別な理由があるわけではなく、ほんの少しの丁寧な作りの積み重ね、
スタッフの様々なこだわりが、キャラクターに魂を吹き込んだのでしょう。
実際それは多くのRPGと比べて、ほんの僅かな違いでしかないのかもしれないが、
ここではそこに人々がいて、生活していて、その息吹が感じられる。こういう作品は
そうはないと思います。ごく一部のアニメ作品で、例えば最近だとエヴァ、
昔だとうる星やつらみたいに、一時その世界の住人であったような感覚が
この作品でも感じられます。

 2回目のPLAYでは、何が何でも108星を集めなくては。
ゲームをPLAYすることが、会いに行くという意味を持つのは久しぶりです。

	MAP2513		夏のこたつ