#73 Article 532 Posted at 1992/09/28 21:55:27 by おちゃ (MAP1512) [DATABASE]

Subject: データベース本格化に向けて

さてと、そろそろこの手の話を始める頃に来たと思います。
(データベースに関わる人のほとんどが問題意識を持ち始めた頃と言う意味ね)

実は、「データベース」は1ファイルでもいいんだけど、複数ファイルに分割した方が
冗長性の排除ができる点で大いに問題を解決できます。

データの冗長性の問題

問題1	領域の浪費		やたらとファイルサイズが増える
問題2	データ変更の手間	作品名の誤りを訂正するとき数十箇所の訂正が必要
問題3	矛盾の生じる可能性	人為的、システム的な誤りによる矛盾の可能性が大
問題4	挿入異常・削除異常	(声優データベースには無縁(^^;)

しかし、複数のファイルを取り扱おうとすると、とたんに特有の問題が数々発生しま
す。これらの問題を解決するためには既存のデータベースシステムを用いるのが手っ
とり早いのですが、声優データベースの性質上リレーショナルデータベースでは扱い
にくい点がいくつかあります。

・話数の取扱い
・同一声優の名前の途中変更
・同一キャラクタの声優途中変更
・同一キャラクタの愛称・別名の取扱い

リレーショナルデータベースは、基本的に各種のエンティティ(対象物)が固定され、
現在の状態以外はあまり重要でなはい場合(例えば事務処理システムなど)では有効
です。しかし、声優データベースはヒストリカルであり、かつ各種エンティティの様
相が多次元的になりやすいので、きれいにいきません。

結局、オリジナルプログラムによる処理が現実的のようです。
ただ、そのプログラムに要求される機能は結構多く、すぐに作成できそうにないのが
現状です。

	基本的にはOODBにする必要があるでしょうが、
	OODBの世界には標準がないし、かなり複雑な
	オブジェクトを扱う必要があるので結構しんどいです	おちゃ