#72 Article 1619 Posted at 1991/06/28 23:20:28 by トミー大佐 (MAP1903) [NO.R01]
Subject: Re:*11 「内木さんが21世紀に」 /1615 .... /1594 /1591
根本さんも、難しい話しを回してくれましたね☆(くすくす☆) ------------------------------------------------------------------------------ 雑然としたエリさまの部屋を見た公爵夫人とエリさまの応酬が長引くかに思 えたそのとき、突然エリさまの背中のあたりから直径10センチほどの光の球 が飛び出してきた。そしてその光の球は部屋の中央で空中に静止して、その輝 きを増した。その光にエリさまも公爵夫人も目を開けていられなかった。 「な、何なのよぉ!」 「ゴメン、ゴメン!(^_^;) もう、目を開けても大丈夫だよ。」 エリさまがおそるおそる目を開くと、光の球の輝きはもとの強さに戻ってい た。次の瞬間、彼女は周りが完全に静まり返っていることに気がついた。そう だ、彼女の周りの時間はすべて停止していて、公爵夫人もピクリとも動かない 状態にあった。 「いったい、何がどうなっているの!? あなたは何者なの? これは、あな たの仕業なの!?」 エリさまは、自分の周囲の状況に混乱していた。 「そう一度にいろいろ質問されても、何から答えていいか困ってしまう。この 星での僕の体は・・・そうだ! あれがいい!」 そういうと、光の球はエリさま御愛用のモモンガのぬいぐるみのほうへ飛ん で行き、ぬいぐるみの中に吸収されるように入っていった。すると、そのぬい ぐるみはまるで生きているかのように動きだし、エリさまに語りかけてきた。 「どうも、自己紹介が遅れてすみませんでした。僕は、宇宙警備隊のラッピー という者です。僕の体は、あなたがた地球人とは性質の異なる宇宙エネルギー 生命体なので、とりあえずこのぬいぐるみの体を借りることにしました。」 「宇宙警備隊のラッピーさんか、ラッキーさんだか知らないけれど、あたしに 何の用があるわけ? ひょっとして、またマール星のワンダユウさんから頼ま れたんじゃないでしょうねぇ?」 「とんでもない! 僕は、そのワンダユウを追ってこの地球までやって来たん だ。」 「あなた、たしか宇宙警備隊っていったわよねぇ? ひょっとして、ワンダユ ウさんが何かやらかしたの?」 「やらかしたも何も、彼は地球のある少年を使ってとんでもないことをやろう としているんだ。僕は、それを阻止するために地球へやってきたんだけれど、 一足遅かったみたいだ。」 「一足遅かったって、それどういう意味よぉ!? 地球の少年って、ひょっと して内木さんのことじゃないでしょうねぇ??」 「君は感の鋭い子だねぇ。隠してもしかたないから全部話すけど、僕は偶然に 内木君のところへ向かう君を見つけて、君の背中にずっと取り付いていたんだ。 でも、君は途中で引き返した。」 「じゃ、あのとき、あたしを呼んだ声は・・・」 エリは、内木少年の家に向かう途中に起きた不思議な出来事を思いだした。 「そう、僕さ!」 「とにかく、内木さんが危ないとなると、このあたしもじっとしてはいられな いわ!」 「でも、この状況をまず何とかしなくては。」 「ラッピー!!」 ラッピーは科法『選択性ミニブラックホール』でエリさまの部屋に散在する カップ麺の残骸を片付けて、続けて科法『時間凍結解除』を使った。 「だいたい、あなたは・・・・(^_^;)」 公爵夫人は、雑然としていたはずのエリさまの部屋がきれいに片付いている ことに気がついた。 「あら・・・あたしはいったい何をしていたのかしら・・・? まぁお部屋も きれいに片付いているみたいだし何もいうことはないわね。」 そういいながら、公爵夫人は狐に化かされたような顔をしてエリさまの部屋 から去って行った。 「さぁ、グズグズしてはいられないわ!!」 内木少年の危機と聞いて、奮い立つエリさまであった。 つづく☆(くすくす☆) ------------------------------------------------------------------------------ この続きは、白アンジーちゃんにお願いします☆(笑) By 真アンジーちゃん