#70 Article 897 Posted at 1991/12/12 03:20:25 by ジキル (MAP086) [ORION]

Subject: 士郎正宗 新刊オリオン

『仙術超攻殻 オリオン』著者:士郎正宗 定価:950円
青心社の不定期?コミック誌『コミックGAIA(ガイア)』創刊の時の目玉作品として
連載された作品出す。

 これも面白い。(好き嫌いがでるかもしれないが・・・・)
最近の士郎正宗作品は、以前よりずっと描き方が整理されてきた感じがして見やすく
なったと思う。氏の作品を見る機会が多くなったので、私にノイズ消去の、士郎正宗
作品用フィルター機能が備わったのかも知れません。


 魔法(作品『仙術超攻殻 オリオン』では仙術)を、内在する力(龍力)を結合さ
せたり呼び出すのに単に"魔法(仙術)"とはしないで、1歩進んだ表現をしていると
ところが凄い。
「"魔法(仙術)" 何なに・・・・」と書かれるだけで現象が起きてもシラケルだけ
です。(そんな漫画や小説が多いが・・・・)
大野安之の『精霊伝説ヒューディー』で、魔法の語としての呪文をプログラムや方程
式(作品『仙術超攻殻 オリオン』では法程式)としてとらえてストーリーを進めて
いた。しかし、絵として魔法の呪文の語をプログラムや方(法)程式として、絵(マ
ンガ)で表現したのは士郎正宗の『オリオン』が初めてだと思います。
大野安之氏はそこまで描いていませんでした。


 「龍力(ロンリ)」や「語連虫(ゴレム)」「仮学(カガク)」のような書き方はよく使う書き
方だが、やはり日本語の自由度の可能性とみるべきなのだろうか・・・・音読みと訓
読みのニアンスを同時に認識してしまう。
そう言えば、誰かのマンガに「捜神(ソウジン)プロジェクト」てのがあったが、"捜神"
で納得してしまう。
その意味では、「"魔法(仙術)" 何なに・・・・」と書かれても"魔法" その物(ル
ール)を納得すればシラケないですむのですが。

・・・・以上、読んでみて。
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