#70 Article 6219 Posted at 1998/05/05 18:00:44 by 村井 亮介 (MAP5746) [KYOGOKU]

Subject: 姑獲鳥(うぶめ)の夏

GWを利用して、評判になってるらしい京極夏彦さんの本を
読んでみました。
前半部辺りまでは登場人物の会話を冗長に感じ、なるほど
こういう会話のせいで本がぶ厚くなるのは、ドストエフスキー
みたいなものか?と、少々退屈に読んでいました。
しかしストーリー展開が、後半部に行くに従い加速度的に
テンポアップし、謎解きのシーン以降はすっかり夢中になって
読み込んでしまいました。うーん、こんなカラクリだっとは
予想もしませんでした。
本に引き込まれるのはひさびさの体験だったので
楽しかったです。

ミステリーものとしては、この前見たアニメ映画の
「パーフェクト・ブルー」とこの本が、最近の私にとっては
双頭でしょうか。そういえば扱ってる題材にこの二作に
多少似たところがありますね。

            MAP5746  村井 亮介