#70 Article 5726 Posted at 1996/12/26 02:53:56 by 灰原達之 (MAP3252) [REVIEW]

Subject: アニメ評論本

続けて2冊ばかりアニメ評論本が出ました。

『このアニメがすごい』
発行   宝島社

 評論と名作カタログの合体本。
 評論は山本弘のトンデモ最終回伝説以外はスカ(笑えないということ)。一応、
いくつかの章に別れてはいるが、章題とトピックには、全く関連はない。ライタ
ーが書きたいものを書いたとしか思えない。編集者は何のためにいるの?
 名作カタログのページは、セレクションの基準が不明。ライターが好きな作品
を適当に選んだだけという気がする。いまどき、『幻夢戦記レダ』『ダロス』な
んて紹介してどうするのだろう?アニメ史を研究するなら、両者は抜かすことは
できないが、読者は今見ておもしろい作品を知りたいんじゃないだろうか。


『SFアニメがおもしろい』
発行   アスペクト

 別冊宝島の『このアニメがすごい』より、こっちの方が絶対おもしろい。構成
がよく出来ていて、適当にライター集めて文書かせて一冊の本にしましたって感
じの前者とはくらべものにならない。
 難を言うなら、ところどころ、字が小さくて読みにくいってことかな。

 タイトルの”SF”の意味がよくわからん。ロボットが出てくればSFなのか?
ヤマト以外でとりあげられているアニメは、全部ロボットアニメだ。
 ”SF・メカアニメ特集”と書いてあるからには、次は”魔法少女アニメ特集”
とか”エロアニメ特集”があるとみていいんだろうか。