#70 Article 4310 Posted at 1995/02/24 14:43:20 by giji (MAP2218) [AFTERNOON]
Subject: Re:*4 宇宙人東京にあらわる(^^;) /4304 ... /4292 /4285
Art.4304の表現はやや大雑把です。 誤解を招くといけないのでもう少し厳密に書き直します。 ただし、これ以上はこのボードには合わないと思うので 必要があればmailまたは違うボードにします。 日常的に光と呼んでいるものは、ある波長範囲の電磁波を指します。 非常に弱い電磁波は粒子として観測されます。この粒子を光子と呼びます。 ただし光子は、日常的に粒子と呼ばれるもの(古典力学で扱われるもの)とは 計算方法が異なります。 強い電磁波は粒子として計算しても波動として計算しても観測結果と一致します。 (この点で量子論と古典論は矛盾しない) 光子1個のエネルギーはその波長に反比例するので、 同じエネルギーの電磁波について観測すると、 波長が長いほど光子1個のエネルギーは小さくなるため光子を1個1個 観測しづらくなり(または数える意味がなくなり)、また光子の数は増加するため 波動としての計算結果と観測結果は一致するようになります。 (こう書いてみると、Art.4304の「波長が~」の部分は蛇足だったようです) これでもまだ厳密ではないような気はしますが。 さて、これだけではあんまりなので、本の話を少々。 「ファインマン物理学」は最初から順に読んで勉強するには良いようですが、 調べものをするのに一部分を読むには向いていません。 やや古い本だという問題もあります。 (理論が間違っているという訳ではなかったと思いますが、 最近の研究成果も忘れてはいけないので) と言って、調べものをするのに都合の良い本があるかというと、 量子電磁気学(または量子光学)に関しては適当な本がなかなか 見つけられず困っています。で、講義のノートを参考にする私。 ちなみに、ファインマンの本では 「光と物質のふしぎな理論-私の量子電磁力学」(岩波書店、1600円) が初心者向きの読み物ですが、これはこれで結構怪しげな本だと思います。(^_^;) すでに本題からすっかり外れていますね。 えぇっと、宇宙人の話でしたっけ。 ()が多い文章って読みにくい giji