#7 Article 348 Posted at 1988/11/04 19:18:23 by MOMOKO.120% (MAP359) [MAGICAL]
Subject: Re:*9 私的魔法少女論 /345 .... /324 /313
ミンキ-モモが「公」の人間だったとしても,最後には, 『本当のわたしの本当の夢…』の言葉に集約される,「私」の部分に帰ります。 そこが,以前の魔女っ子の「お姫さま」と違う所ですが… ----- モモの使命は12個のハッピ-ティア(宝石)を集めて夢の国フェナリナ-サを地 球に戻すことでした。しかし悲しいかな,現実の地球ではいくらモモが奮闘してもフ ェナリナ-サが戻れる状況にない という事がだんだん判ってきた。人々は現実の移 り変わりに目を奪われ,夢や希望を失い,地球上に争いが絶えない。夢の国のプリン ...... セスのモモも,現実の前に魔法のペンダントは壊れ,普通の女の子として生きざるを えなくなる。そして,突然の交通事故… ... モモが人間のパパとママの本当の子供になって,大人になっても夢と希望を失わな かった時,フェナリナ-サは地球に戻るだろう。魔法が与える夢ではなくて,現実の 人間が自分の夢や希望を信じる事が大切なのだ とこの作品は言っていると思う。 ----- 原作者の首藤剛志さんが「いつかきっと」(Animage-Comics C-002)の中で書いて いることですが, 『でも,1983年の子どもたちの世界は,ミンキ-モモが考えているほど,夢や希 望の通じる世界ではなかった。 大人たちの見る現実が,随分,子どもたちの現実に食いこんでいるのです。だから といってミンキ-モモは,1983年の子どもとして生きなければなりません。たと え,夢の国の子どもだからといって,1983年に生きる子どもたちの夢の中に生き ,友だちとして存在しなければ,意味がないからです。 「ミンキ-モモ」は,夢が一杯だけど,ちょっと時代遅れで生まれてきてしまった孤 独な女の子が,現実の世界で生きようとしてがんばった,けっこう悲しいお語なのか もしれません。でも,悲しいんじゃつまりませんから,子どものころを思い出して, お祭り騒ぎで遊んじゃおうという,脳天気な大人たちのパワ-が「ミンキ-モモ」を 作り出したのかもしれません』 という原作者のコメントが,明確に「マミ」との違いを物語っていると思います。 MOMOKO.120% P.S. どのような形にせよ「魔法」が使われている以上,全部を1つのジャンルとし て見てしまうのはある意味では仕方ないと思います。ただ,女の子が対象であ る以上は「夢」や「優しさ」といった基本的な部分は忘れないで欲しい,そう 私は願います。