#7 Article 123 Posted at 1987/12/06 21:24:39 by GUEST.A (MAP000) [MOMO]
Subject: 本当のわたしの本当の夢…
皆さんおはこんばんちは(24時間使える便利なあいさつ) さてさて、「魔女っ子倶楽部」に議論が集まっているようなので僕も一言。 以前、モモで中心的存在にあった人がこんな事を書いていました。 『後に、東映の魔女っ子物を見て、一番の欠点だなと思ったのは、夢がないというこ とでしたね。あっても、形に作った夢で、本当の夢じゃないと思うんです。今の「マミ 」にしろ、「ペルシャ」にしろ、そこに退行していってるんじゃないかな。絵的なもの はいくらでも新しくなっていくだろうけど、テーマとか思想のようなものが退行してい くことには耐えられない。』 僕は最初この真意がどうしても理解できなかった。マミもペルシャもモモとは方向性 が違うだけで決して思想が退行したとは思えなかったからだ。ただ、パステルユーミを 見ているうちにこの言葉『形に作った夢』の意味するものが判るような気がしてきた。 子供の感性は大人が考えているよりはずっと幅広い。道路に落書きすればそこには子 供の世界が広がっている、何もなくても自分の指を飛行機や車に見立てて遊ぶ事もでき る。空想の世界が無限に広がっている、そんな子供を相手に、常識というロープで縛ら れた世間慣れしたオジサンが対抗するのは相当困難なはずです。しかし製作者側(アニ メに限らず)はそれを自覚しないばかりか、子供だからこの程度の話で良いだろう式の 安易な妥協が見られるように思う。そして夢を与えているつもりが実は自分の「常識」 から一歩も外に出られない、そういう事を言おうとしたのではないかと。あえて現実に おける人間を魔法をダシに使って描こうとしたエミは例外としても(僕は魔法物とは思 っていない)、夢世界物語と言っていたユーミの内容の貧しさが気になったのです。 「魔女っ子倶楽部」は子供のために作ったものではないだろう。しかし、魔法少女の テーマは決していい年をしたオニーサンたちの欲求に答える事ではなかったはずです。 それでも商売になっている、一部では評判になっていると聞く。悲しいことです。 ファッションララはOAVと聞くが、仮にTV化されても内容が従来の焼き直しに付 け刃だったらつらいな。作るのであれば脚本家はもっと感性を磨いて素敵な夢をもっと たくさん見せて欲しいと思う。決して手垢にまみれた使い古された夢ではなく... こういう話題には黙っていられない GUEST.A