#7 Article 1051 Posted at 1989/12/21 14:04:10 by あかねちゃん (MAP641) [MAJOKKO]
Subject: あかねちゃんの私的魔法少女論
*あかねちゃんの私的魔法少女論 part.3 さて、ここでぴえろ4作における、魔法少女の在り方について考えてみましょう。 ぴえろの魔法少女シリーズは、クリーミーマミからパステルユーミまで4作、ほぼ 連続で続くわけですが、4作は内容が魔法を扱う少女という点では一致しているもの の、内容自体を見た場合には、とても一致しているとは言いがたいものと思われます。 例えば、主人公(いわゆるヒロイン)と、その相手役との関係が挙げられます。 クリーミーマミにおいては優と俊夫。 魔法の妖精ペルシャにおいてはペルシャと学。 マジカルエミにおいては舞と将。 パステルユーミにおいてはユーミと恭平。 ここで、前者3人においては変身後の主人公(マミ、美女ペルシャ、エミ)にヒー ロー(?)があこがれるということが(少なからず)言えます。しかし、その関係も 良く見てみればかなり違っています。 クリーミーマミでは、マミ=優であることに気付いた俊夫が優のことをいとおしく 思って結局出来上がってしまうということになってしまっています。実にほほえまし い結果と言えば確かにそうでしょう。しかし、これは年令差、そして俊夫が優を通し て結局はマミにあこがれているという点を考えれば大変間違った男女関係であること は否めません。 そもそも、マジカルシリーズが小学生などの、お兄さんにあこがれる時期の少女向 けのアニメとして作られたことを考えれば、この結末は本来あるべき姿であり、これ が正論ではあります。しかし、所詮現実はそう甘くはなく、そのお兄さんは別の女性 を好いているということがほとんどです。それを考えれば、この結末は間違っている としか言いようがありません。 魔法の妖精ペルシャでは、最後に学と力はアフリカへ行ってしまうことになります。 これは、実に現実じみていて、ペルシャの悲恋の劇ではありますが根本的にマミとは 違っています。これはエミと似たようなものなのですが、マジカルエミの場合は舞と 将は女の子とお兄さんの関係を破らず、最後には舞が自己成長したという形で結末を 迎えています。ですから、ペルシャとエミの場合は、それぞれのキャラに恋人が発生 したとしてもおかしくはありません。しかしながら、マミの場合は恋人が発生すると いうのは決して有り得ないような結末になっています。 パステルユーミの場合は恭平というキャラがいるものの、最初からユーミの恋人役 として健太というキャラが用意されています。また、ユーミ自身も恭平より健太を好 いているので実に正しい男女関係と言えるでしょう。 結論を申し上げますと、クリーミーマミは実に美しい話ではあるものの、その結論 が実際にはとんでもない男女関係を生み出しており、それが美しい話によって美化さ れているという非常に間違っている話であり、逆にユーミはシナリオは子供向けでは あるものの決して本筋を外しているわけではなく、実はマジカルの中では一番正しい 話であるということです。 *あかねちゃんの私的魔法少女論 part.3 MAP641 あかねちゃん