#59 Article 82 Posted at 1990/09/24 03:11:42 by M.A.D (MAP2015) [HELLO]
Subject: オープニング
どもども!!IDを取ったM.A.Dです。(MAP2015)
で、初書き込みは何がいいかなと考えた末に、私の好きな銀英伝のオープニングを書き込ませてもらいます。
やはり銀英伝の魅力は、このオープニングにあるように、それぞれのキャラクターがそれぞれの価値観によって自分の信じるもののために戦っていることであると思う。
誰が正義でもなく、誰も悪でない。そこにあるのは戦争という名の人類の歴史である。
そしてその結末は、いつも多くの人を悲しみの淵に追いやることとなる。
そして、その戦争の中で称賛される’英雄’とは・・・・
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* 銀河英雄伝説 オープニング *
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<我が行くは星の大海編>
戦争は今も続いている。
人類の歴史は戦争の歴史だったと言っても異議を唱えるものは、そう多くはあるまい。
人類に進歩という表現があるとすれば、進歩が戦争という母体のなかから誕生したと言っても、暴言だと言いきれる人は今はもういまい。
人類は、その種子の最後の一粒が死に絶えるまで戦い続ける生物なのかも知れない。
戦争のなかで膨大な量の血と涙と知恵が費やされていく。
その中で様々な人々の夢と野望が燃え尽きてゆく。
だが、いつの世もその中で世界を良きにしろ、悪きにしろ、変えようとする野望を持った人間がいた。
その野望が世界をどう変えたか、それを評価するのはその時代の人々に任すしかないのかも知れない。
なぜなら、世の歴史家の評価など歴史家の生きた時代によって様々に変化して行くものだからだ。
だが、歴史上に名を残し世界を変えたいと野望を燃し、人間の歴史のなかに砕け散っていった人々がいた。
人は、そんな人間達を’英雄’と呼ぶ。
<ウィークリィ・ビデオ編>
いつの世も戦争が続いている。
いつの世も戦争によって残されるのは、無人の荒れ野だけだ。
そして刻まれた傷はときの流れとともに消えていく。
その傷を目撃し記憶しているのは、満天に輝く星の群れかもしれない。
その星すらいつの日か流れ星のように消え去る運命にある。
これはそんな星星の間でいつの日か語られたある人間達の今はもう忘れかけている戦いの記録である。
そのころ銀河という名の小さな島宇宙のなかは、大きく二つに別れて戦っていた。
銀河帝国と、自由惑星同盟である。
さらに両者と交易する商都市国家フェザーン自治領があり、戦いに参加しようとせず、両方の戦いの成り行きを見守っていた。
戦争はすでに150年続いていた。
BY M.A.D (MAP2015)