#57 Article 1044 Posted at 1995/11/22 23:06:15 by せきせい (MAP6135) [7]

Subject: Re: マクロス7に対する一考察(^^; /1030

うーん、と考えてしまいました。確かに、マクロス7は現在の社会をある
 意味で表わしていると思います。
  バサラの「何の為に歌うのか?」という問いは、そのまま私達が何の為に
 生きるのか?勉強するのか?仕事するのか?という問いにそのまま通じると
 思います。
  また、ゲペルニッチの行動というのは、「生きる目的を失った者」という
 ものを象徴しているのではないかと思えます。
 彼らは自分達の科学を極限まで発達させ、また自身の能力も凄いものがあり、
 物質的には恵まれています。
 しかし、精神活動というものは貧弱であり、自ら何かを創造する事は出来な
 い。
 そして、その創造エネルギーであるスピリチアを搾取する。言ってみれば、
 自分の価値観を持たずに人の価値観に振り回される生き方ではないかと。

  また、バサラは何故歌を歌うのか迷う訳です。
 今までは、無我夢中で歌って来た。でも、振り返ってみると「俺、なんで歌
 っているのだろう?」っていう迷い。心を伝える為に、と考えていても実際
 には兵器の代わりに使用されている。夢は現実の前ではなんの役にも立たな
 い…。それでは話にならないので、最終回でバサラの歌う理由は少年の頃の
 純粋な想いが元にあり、その心に立ち返るという事で今まで以上の力を発揮
 し、プロトデビルンをも改心させるという形でまとめた。

   無理のある終わり方なので正直言って満足は出来ません。

  まあ、生き方というか生きる理由というものを考えてしまうと、そこには
 結論などは存在しない訳であり、アニメという、視聴者を対象とした作品の
 場合なんらかの結論が必要となってしまうので、こういう結論になってしま
 っても止むを得ないのかも知れません。
 (それに、そこまで深読みする必要は無いわけだし)
  でも、バサラの様に初心に返るという事は重要だと思います。
 一番純粋に物事を考えられるのが初心ではないでしょうか。
 自分の求める物を探して、道に迷った時は初心に立ち返る。
 当り前の事ですが、そんな事を考えました。

  あまり、まとまってなくて済みません。
                        せきせい