#55 Article 3759 Posted at 1994/10/06 22:25:00 by えぬ☆ (MAP4901) [BANDAI]
Subject: 続・B社第2の戦略
先日お伝えした「B社と某スーパーの戦略」について、新聞には概略次のように 報じられています。 「某スーパーはB社と組んで、玩具売場の活性化に乗り出した。総合スーパー(G MS)の多くが固定売上の見込めるテレビゲーム関連や幼児向け商品の扱いに偏重 しており、玩具のスペースや品ぞろえ、売り上げが縮小傾向にある。その逆手をとっ て、売れ行きの変動が激しく商品寿命も短いためリスクが大きい分ヒット商品が出 やすいキャラクターもの専用の売り場を100店に導入した。B社の子供用下着や 菓子まで集め、売れ筋を品切れさせず経営効率の高い商品政策(MD)で売上高拡 大に挑戦する。 GMSでは初めてのMDはB社の全面協力を得て、1店当たり50~300平方 メートルの専用売り場を確保。人気テレビ番組の玩具から衣類、菓子類まで1ヵ所 に集める。これにより単品狙いの目的買い客増大と関連購買を促進し、売上拡大に つなげる。 93年8月に新規開業した店舗で初めて採用、以後新規開業店舗で順次導入し実 験を続けてきた結果、テレビゲーム関連や幼児向け玩具などの売れ残りロスが出に くく平均して回転する商品群に絞り込んだ既存売り場が売上前年割れ傾向なのに対 し、専用売り場のある所では売り上げの伸びが著しいことを検証、このほど全店舗 の2/3で専用売場を設けることとした。 某スーパーは従来からの単品管理技法で死に筋の早期カットと売れ筋の品ぞろえ 幅拡大に短サイクルで対応し、また取引先業者と協力して独自の売れ筋商品を作る ことで実需要との隙間を埋める“チームMD”を推進している。しかし、玩具はナ ショナルブランドによる売り場構成が前提となるため、B社のキャラクターコーナー を差別化の柱に据えることにした。 一方B社は、スーパー店頭からの発注情報を基に、売れ筋を品切れさせない供給 体制の整備、新しいヒットキャラクター商品の開発に力を注ぐ。」 (日刊工業新聞 10/5より要約) どこのスーパーとあえて申し上げないのは、私の最後の良心だと思っていただけ れば幸いです(わかる人にはわかる、特にMGN関係者には…)。 それにしても、こうやっていずれはすべてのおもちゃ屋のアイテムがB社一色に なってしまうだろうことを思うと、体の震えが止まりません。 もうこのまま玩具業界は一社独占に終わってしまうのでしょうか…。 Metropolitan Goods Network:MAP4901 えぬ☆ PS.前回のUPで「全店舗に導入」とあるのは、上記の記事の通り誤りです。 おわびして訂正させていただきます。