#45 Article 80 Posted at 1996/01/01 03:34:15 by りんずはうす (MAP1154) [BPLAY]

Subject: BPLAY>Tiny Score Inputter TSCI.COM V2.00 (能書き)

*** TSCI V2 能書きなど ***


0. TSCIとは?

 “Tiny SCore Inputter”の頭文字を取ったもので、

  ◎ M.Okabe/M.Muraki両氏作 「BPLAY.COM」
  ◎ Ryu1氏作              「MDT.COM」

 に適応する音楽データを作成/演奏するソフトウェアです。


1. 特徴

1.1 大きな特徴

  ◎ オールアセンブラのくせにやたら大きい("Tiny"の名に偽りあり!)
  ◎ オールアセンブラのくせにやたら遅い
  ◎ 画面の圧迫に多大な貢献をしている、お節介な鍵盤表示
  ◎ 本物とは似ても似つかない、お粗末極まりない五線譜表示
  ◎ しかも画面レイアウトがダサい
  ◎ データ読み込み後の拍子・調号表示の最適化なんかしない(全「手動」)
  ◎ BPLAYデータの演奏速度自動補正なんかしない
  ◎ その前に演奏速度が極めていいかげん
  ◎ 常駐演奏なんか絶対しない
  ◎ 貧弱・軟弱なコマンド群
  ◎ 初心者に不親切(*太郎ライクなコマンドメニューなんか絶対出さない)

1.2 その他の特徴

  ◎ 各社パソコンに自動対応(日立/IBM/NEC)
  ◎ テキスト(.MDT)/バイナリ(.MDC)双方のデータに対応
  ◎ MML/五線譜双方の形式でデータの入力/編集が行える
  ◎ トラック数を任意に指定できる
  ◎ タイトル/インディケーション文字列入力/編集機能搭載
  ◎ 演奏時のインディケーションエミュレート機能搭載(※)
  ◎ マウスによる音符入力/オルガン機能(^_^;)搭載

  ※ アンダーラインは表示されません。


2. 適用機種

2.1 推奨機種

  ◎ 日立 B16/B32シリーズ(標準モード)
  ◎ 日立 PROSET30シリーズ(※)
  ◎ DOS/V機(80桁×25/34/40行モードに対応)
  ◎ NEC PC-9801シリーズ(互換機含む・ノーマルモード)

  ※ かな漢字変換ソフトウェア(日本語FEP)として「日本語自動変換シス
    テム」を使用している場合に限ります。(B16/B32シリーズも同様)

2.2 どうにか使用できる機種

  ◎ 東芝 J-3100SS(ダイナブック)
  ◎ AX規格機(日立 FLORAシリーズ除く)

    これらの機種ではMDT.COM互換モードを除いたインディケーション
   エミュレート機能が動作せず、ファンクションキーメニューも表示されませ
   ん。また、画面表示/表示制御をDOSに依存しているため、ANSIエス
   ケープシーケンスが使用可能な状態でなければなりません。

2.3 お勧めしない機種

  ◎ 日立 B16/B32シリーズ  高解像度モード(動作未確認)
  ◎ NEC PC-9801シリーズ ハイレゾモード(動作未確認)
  ◎ NEC PC-9801VMより前の機種・PC-98LT/HA
  ◎ INT 29H キャラクタ出力をサポートするMS-DOSパソコン

    なお、後半の2機種ではファンクションキーメニューが表示されず、演奏
   もできません。また、画面表示/表示制御をDOSに依存しているため、A
   NSIエスケープシーケンスが使用可能な状態でなければなりません。さら
   に、最下段の機種では起動時にM(文字色と文字背景色を同時指定できる機
   種ではM1)オプションを指定する必要があります。その際、矢印キーなど
   の特殊キーは使用できなくなります。

 なお、画面表示/表示制御をDOSに依存している機種では、表示速度が極端に
遅くなります。また、MDT.COM互換のインディケーション機能を使用する場
合、常にANSIエスケープシーケンスが使用可能な状態でなければなりません。


3. 作者コメント

 TSCI開発プロジェクトがスタートしたのは1993年1月1日。ふとしたこ
とがきっかけでした。(その辺の経緯はV1.17同梱のマニュアルに書かれてあ
りますので、見てみたい方はご一報を)それから格闘すること4か月、同年5月に
最初の公開バージョンであるV1.17をリリースしました。当時のTSCIはM
ML、しかも単音モードの表記のみで視認性に欠け、しかもBPLAY/MDT.
COM用データが直接やり取りできないという、実用には到底程遠いものでした。

 その後、V1.40でMDT/MDCデータ直接入出力のサポートや演奏機能の
強化、DOS/Vへの対応などを行ったものの、それでも肝心なデータ入力・編集
には力不足でした。しかし、本バージョンからは遂に「五線譜」形式での編集がで
きるようになりました。これにより、他のスコアインプッタと類似の環境で作業が
できるようになり、それまで鼻にもかけていただけなかった皆様にも、少しは触っ
ていただけるくらいのレベルにはなったと考えています。(いまさらながら、この
バージョンをもって「V1」にすべきだったと後悔しています)

 本ソフトウェアの開発に着手してからちょうど3年が経ちましたが、その間にパ
ソコンの世界はすっかり様変わりしてしまいました。DOS/V機がすっかり世間
に定着し、Windows環境はあたりまえ。しかもCD-ROMドライブや音源
はもとより、Pentium(P5)CPUが搭載されていなければパソコンにあ
らず、と言わんばかりです。そのせいでしょうか、開発当初にはまだまだ活発に活
動していらしたBPLAYerの皆様も今はどこへやら...(;_;)

 いずれにせよ、このご時世に「何をいまさら...」と言われそうなソフトウェ
アですが、作者としてはこれだけ大規模(!?:しかしソースコードはディスク1
枚分)なプロジェクトを成し遂げたということだけで満足しています。が、願わく
ば蓄積された財産(データ)をできるだけ長く聞いていただくための一助となれば
幸いです。とはいえ、一応データ入力/編集の機能がありますので、気が向いたら
ぜひデータも作ってくださいませ。優等生のMIDIに比べればBEEPなどお粗
末なことこの上ありませんが、MIDIとはまた違った楽しみ方ができると思いま
すよ(^_^;)

 なお、本ソフトウェアでは処理の都合上、パソコンの処理速度があまりに速いと
満足な演奏ができなくなってしまいます。(Pentium 90MHzでの環境
まで動作確認済)これを回避する手段もあるにはありますが、プログラム領域の空
き容量がほとんどなくなってしまっているので、さてどうなることやら... そ
れにしても、よくぞここまでの規模になったものだと作者自身驚いています。

 余談ですが、このソフトウェアは「りんずはうす」最大かつ最後の作品になるだ
ろうと思っています。何かとお仕着せがましくてデカいだけのWindowsには
まるで興味ありませんし、DOSもそのうちなくなってしまうような噂も聞きます
ので...(いまどきDOS版ソフトが出回っているのは日本くらいのものだそう
な...)


4. 再配布等

 いかなる場合も無料で、かつアフターサポートをきちんと行っていただけるなら
ばこれを妨げません。その際、作者への連絡は不要です。

 本ソフトウェアは「フリーウェア」です。本ソフトウェアの著作権はいかなる場
合も作者にあります。したがって、それが侵害される場所への再配布等の行為は固
くお断りします。

 本ソフトウェアの改造については

 (1) ウィルスの混入等、悪意を持ったものでないこと
 (2) オリジナルの著作権表示を残すこと
 (3) 変更個所を明記したドキュメントを付加し、すべて無料で配布すること

 をお守りいただく限りこれを妨げません。なお、改造に必要な情報の提供は行い
ますが、積極的なものではありません。したがって、情報提供を希望される方は、
どのような情報が必要かを明確にした上で下記連絡先までお問い合わせいただくよ
うお願いします。また、改造版配布の際は、できるだけ差分ファイルの形にしてい
ただくよう併せてお願いします。(ソフトウェア本体のみ一人歩きするような事態
を避けるため)


5. サポートについて

 作者はその責を負いません。が、できる限りのことはするつもりですので、何か
ありましたら下記連絡先または「PC-VAN エスペラントSIG 音楽著作権
会議室」(「同 エレクトロニクスライフSIG フォーラム」への殴り込みも可)
までご連絡ください。なお、前述の事情により大幅な変更はできませんので、あら
かじめご了承ください。また、新版の配布は原則として「PC-VAN エスペラ
ントSIG」を中心に行います。


6. 【 重要 】 音楽著作権について

 既製楽曲をデータ化し公開することは、著作権の侵害行為となります。ただし、
PC-VANの場合、「音楽著作権に関する実験」に参加している(専用の会議室
とデータ公開の場を持つ)SIGにおいてのみ、特別に公開が認められています。
したがって、この実験に参加していないSIGへの既製楽曲データの公開は絶対に
行わないでください。

 なお、PC-VAN以外のBBSに公開する場合、そのBBSの方針に従ってく
ださい。


7. 謝辞

 最後に、99.5%やる気が失せていた作者のケツを叩いてくださった、今や数
少ないBPLAYerの一人、PC-VANの幻力氏にこの場を借りて御礼申し上
げます。ついでに、(嫌がるところを?)無理矢理押しつけて持って行かせた某社
某部署の人たちへも...(^_^;)


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         T.Kodama/32 Technical Laboratory/Rin's House Software

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