#43 Article 514 Posted at 1990/12/27 10:57:09 by ISAM (MAP1129) [NO.38]
Subject: Re:*9 「地球の酸素がなくなる日」 /513 .... /487 /486
クリスマスなのに、あえてサンタを出さないところなどは多少センスを感じますが、 話全体としては結構げろげろな回でした。 まあ、本当はクリスマスキャロル風にまとめたかったのかもしれませんが。 クリスマスである必然性というのも感じませんしね。 単にテーマという意味でいえば、こういう話というのはとても浅いわけです。 商業主義にのっとったクリスマスイメージの上で、これまたマスコミナイズされた雰 囲気だけの自然保護っぽいテーマをふりかざすというのは、あまりセンスがよいとは思 えませんし、意味もありません。 タイトルは素晴らしい(酸素がなくなる日、だって!)のにもったいないですね。 笑いが無くなったときに、笑いを取り戻すのは、なにも自然保護の力じゃなくて、ア ートの力であっても、それこそ芸能(アイドル)によってでも構わないわけです。 そういう意図というのが一本、話の上で通っていないと、何をいっても薄っぺらいも のになってしまいます。 個人的にはこういう話を子供に見せるのは賛成できません。 なにしろ子供自体が出てこないじゃないですか・・・僕が子供だったら、総合レジャ ーランドを作るほうに大賛成ですね。 アニメでお説教をたれるのは、もういいかげんによしたほうがいいんじゃないでしょ うか? もっと、心を解放するような物語を子供には与えたい、というか僕は見たいです。 話の構成じたいもつまらん。 回想シーンをいれれば、たしかに神秘的なイメージにはなるかもしれませんが、話全 体のディティールがぼけて見えやしないでしょうか? これって、クリスマスの間だけの渋谷という、時間的空間的に限定された状況での話 しなわけで、空間的な異界が存在しつつも、時間が恣意的に前後してしまったから、重 要な時間の経過というのがなんともだらしないものになってしまっている気がします。 あと、終わりかたが曖昧でしたが、テーマを訴えるのならこれはないんじゃないでし ょうか。 ああ、また暗黒時代が近づいているのかな ISAM