#43 Article 2896 Posted at 1993/02/02 04:31:14 by 相友優 (MAP268) [LD]
Subject: ようこ全話LDに関する考察(約300行あります)
改めて言うこともないけれども、「アイドル天使ようこそようこ」※1が作品全話を
LD※2に記録して発売されるとの知らせ※3は私の心情を高揚させる久しぶりの出来事
である。
「ようこ」は作品自体の存続に関わるアンティナーゼを含んだ作品であり、自身のモ
チーフである「アイドル」はもちろんのこと現在の世界がかかえるいくつかの矛盾に満
ちた生活に対して素直に、しかし音楽と夢というオブラートに包んだやさしい作品に仕
上げてある。田舎から出てきた世間知らずの娘と自己表現が出来ず精神的に弱い娘の生
活を横軸とすると、毎回出てくるゲストキャラクターの夢という社会に対する一種の抵
抗を縦軸に話が展開する1話完結のドラマが40話と少し作られたのである。
私を含めて当時私の廻りに居たほとんどの「アニメーションなどの文化に通づる人達
」は「ようこ」を歓迎し、またこれに感動を憶えたのである。放送が続いていた1年と
いう短い時間が至福であるとともに、大変大切な時間であると言えた。「ようこ」によ
り随分身の回りを考えるようになった。人生を変えるほどの衝撃を受けた。それほど「
ようこ」という作品は濃厚でかつ影響力があったと言えよう。
しかし、作品自体は特別評価されるほどの人気があった訳でもなく、また玩具を同時
に売り出してもその商品の売行きは先細っていたようである。これについては、商品戦
略を逆手にとった製作側の方法論とでも言えるかも知れないが、今回のテーマと異なる
ため割愛する。※4
それほどまで人気があるにも関わらず、ビデオディスク化に放映終了後2年という歳
月が必要だったのはそれなりに理由が必要だったのだろう。しかし、その理由を考える
時、内在するいくつかの問題点に気が付かなければいけない気がするのは「ようこ」に
影響を受けたからではないだろうか。以下私の考察する勝手なビデオディスク化に関す
る希望なのだが、理解できない場合にはよた話として聞いて欲しい。
私を含めて「アニメーションなどの文化に通づる人達」は他力本願的な受動的精神と
でもいうべきか、誰かが事を起こすまで何もしない(またはできない、不可能だと考え
る)「落ちてきたら貰う」というようなところがある。特に作品に関する事になると製
作側に文句を言いはするが、例えばその関連商品を購入なりして市場への活性に協力す
る(これもかなり消極的だが)などの現実的な目や手段を持っていない。今回のテーマ
である「ようこ」のLD化にしても結果はそうであれ、消極的であったと言えるのでは
ないだろうか。既に「ようこ」はビデオテープとしてはソフトが販売済みである。この
テープの販売にすら(やや高価であるが)協力しないで、あまつさえ「LDになるまで
買わない」という始末では実は本末転倒の結果を産んでいたのではないだろうか。
ビデオテープの売り上げが上がったところで、実は作品自体のビデオディスク化には
結び付く訳ではないのは明白である。しかし、ここで言えるのは確実にソフトが売れる
ことを示すことが重要であって「LDになるまで買わない」のではビデオディスク化を
遅らすための要因を増やしているだけではないだろうか。ということなのである。
この段落の最初の一文に書いたことがそのままアンティナーゼとして、「ようこ」に
あてはまるのが興味深い。いや実はそういう人間達だからこそ「ようこ」に心を奪われ
、また求めていたのではないかと考えるのが自然なのかもしれない。こういう言い方を
してしまうと非常に屈辱的ではあるがビデオディスク化を歓迎している自分がまさにそ
こにあるのである。
いざビデオディスク化する時に考えるのが誰もが「高品位」であると思う。かくいう
私もLDP※5を手に入れてから数年間は高品位であることを信じて疑わなかったので
ある。おそらく、今回は製作まで時間があることなどから製作側へそういった要望が多
数寄せられることは想像に難くない。確かにビデオテープ上に記録された「ようこ」は
TV放映時よりは音声もクリアでテレシネ※6も比較的よかったと思う。よかったと言
える根拠は単に放映時よりは色も音声も鮮明であることなのだが、それでも一般のOV
Aと呼ばれるビデオ専用の作品と比較してはお世辞にもよいとは言えないものである。
そこで、おそらく単純にビデオディスク化する場合に想像できる要望といえば、「再テ
レシネ」及び「音声の強化」であると思う。キリはテレシネのやり直しからピンは音声
のステレオ化又は音源のニューリアルであろうと思う。特に「ようこ」の場合はサウン
ドトラックに恵まれなかったために、サウンドトラックを要望する事は強そうである。
また、新作を求めたり部分的な修正を求める声もあるだろうと思われる。※7
確かに、これらは作品を永久保存するという向きにはよいのだが、そういった特殊性
をもったメディアに持ち込んだとして作品を観賞する場合にどれだけの価値があるのだ
ろうと(あえてここで)言いたい。永久保存的と言ったが、こうした全話を全て入れた
ビデオディスクをいくつか持った上で※8 話を言わせて貰うのだが、この手の込んだビ
デオディスクというのは扱いがしづらい。どういう事かと言うと設定が面倒なのである
。端的に言えば観賞に耐えないものになるのである。という経験捉にもとづいている。
言葉をそのままに「永久保存」してしまいがちなのである。なぜかといえば、これは特
定の用途には向く(例えばその素材を使ったビデオ編集など)が、観賞するためには手
間がかかる。例えば特定の音源を聞くために切り変える手間、特定の話を見るだけのた
めにする手間(これらは主にインデックス等が音声、映像が別々になっている場合など
に起因する)。正常に観賞する=放映時と同等に見る…ための手間が多すぎるのである
。そのため、永久保存となってしまうのである。これは「ようこ」という作品の本質を
考える場合それで良いものなのかどうかが疑問なのである。確かに「ようこ」以外でも
そういったものがあるのであるが、全話収録が意図する通りの物であるならそういった
小細工は必要がないのではないかと考えるのである。
別な方面から言わせて貰う。LDの場合、音声がデジタル音声と通常FM音声の2系
統に別れる。それぞれが2チャンネルずつ計4チャンネル存在する。つまり、前記のサ
ントラなどはデジタル音声に入れてしまうという事が安易に出来ることは想像が可能で
ある。また、記録方式が線方向に均一な速度を保つCLV(長時間)と角速度が均一な
CAV(標準)が存在する。おそらく「高画質」と「プレイヤを問わずスチルができる
」を求める人達が多いと思われるため、CAVにして欲しいと考える人が多いと思われ
る。なぜCAVが高画質かはここでは割愛するが、一般的にCAVがそういう部分で長
けていると言える。しかし、ここで矛盾が生じる。若干技術的な話で恐縮だが、LDは
最内周の部分から外側に向ってピックアップが移動する。つまり中心から外に向って記
録されている訳である。CAVは角速度が一定(つまりいつも同じ回転数で円盤が回転
している)なため時間経過と共に記録密度が上がって行く(つまり情報量が増える=高
画質となる)訳である。一般的にはこれはなんら問題は発生しない、しかしここにデジ
タル音声の問題点が発生するのである。なぜならデジタル音声は周波数的に低い部分に
記録されている(0.5MHz~2MHzあたり)ために記録密度が上がると(相対的には下がる
…密度の高い部分に低い周波数で記録している)再生した時の出力が高くなる性質があ
る。デジタルデータだからアナログには関係ないと考えがちだが、記録そのものはアナ
ログ的に映像と同時に記録されているのである。そのため、デジタル音声はそのため最
外周に向ってレベル調整されることになるのである(つまり最外周は最内周に比べてレ
ベルが相対的に下がるのである)。これはどういうことかと言うと、レベルが上がった
ままにしておくと映像にかぶってしまい、正常な映像が復調できなくなるのである。レ
ベルを下げる訳だから当然デジタルで記録されていても相対的にエラーレートが上がっ
てしまい、音質は絶対的なものとは言えない。また、映像にしても最内周から比較する
と今度は逆に良くなる訳だから一定の品質を保つことが出来ないため、永久保存すると
いう目的には若干異論がある。最内周から半分くらいを無駄に使わないような作りがで
きるのならCAVでもそれほど目立った変化はないと思うが、まさかそんな無駄な作り
はコンスーマでは不可能だと言える。更にCAVは、1枚に片面30分程度しか記録が
できないために連続した観賞をする場合には「ようこ」の場合1話毎にプレイヤを操作
しなければならず、かなり勝手の悪いものになってしまうことは容易に想像できる。
またデジタル音声を使ったサウンドトラックの実現であるが、これは可能である程度
の認識であってほしい。ほしいというのはおそらくほとんどの人が「デジタル音声=C
Dと全く同じ」であると思っているからである。それは実は違うのである。理由を単純
に述べると「TV」で見ることがあるからである。まあ、待って欲しい。LDというの
は「TV」で見るものであるのは周知の事実である。しかし、「TV」で見るというの
は比較的当り前を言っている様に思うのだが、落し穴がある。それは「RFコンバータ
」である。最近はほとんどの「TV」には「VTR入力」や「ビデオ入力」が存在し、
またLDPもそのようにして接続されているであろう。しかし、いまだに「TVの空き
チャンネル」でビデオを見たりLDを見たりする人がいなくなったかと言えばそうでは
ないと言えよう。では、なぜ「RFコンバータ」が落し穴なのであろうか?。
FMチューナでエアチェックされた事がある方、CDの出力をFMの電波に変換する
アダプタを使って聞いた事がある方なら記憶にあるだろうけれども、「大入力の音声の
音が割れる」事を経験されなかっただろうか。まさにCDの出力をFMの電波に乗せる
ことが「RFコンバータ」でLDを見ることと同じ事なのである。技術的には過変調と
言う。FM変調は周波数を変化させることで音を伝えているので、余り大きな変化を与
えると周波数を逸脱してしまい、音が途切れるのである。微調節を瞬間的に崩したこと
と原理的に一緒なのである。また、LDを「RFコンバータ」を使わずに直接TVに入
力すれば問題はないだろうと思われるかもしれないが、実はTVの内蔵のアンプとスピ
ーカはTV放送程度のS/Nと音声出力しか持ち合わせていないというのが現実で、当
然過大な入力となるLDのデジタル音声などは割れてしまうこととなる。故に、LDの
デジタル音声は控え目な音量で記録されることになり、現実にはCDだと0dBまで記
録されているものが-6dB程度まで圧縮されて記録される訳である。一部の音楽物を
除くLDは全てこの-6dBで記録されると聞いている。簡単に言うとCDの実力の約
60 %の実力で記録されている事になる(理論上の話、現実にはもっと狭いでしょう)。
一般論になってしまうが、現実にLDに Hifi オーディオを接続されて、専用のモニタ
TVで使われているケースはほとんど少ないのではないだろうか。おそらくこういった
一般的な対応のために一律のフォーマット以外の製造上の都合を受けているのが現実な
のである。
長くなったが、CAV記録には賛成できず、デジタル音声を積極的に使うことは賛成
できないということである。私が考える「ようこ」全話LDというのはこれらが無い製
品に仕上がることである。またLDというフォーマットになる以上、アクセス性を忘れ
てはいけない。チャプターを全ての話数と揃える程度の努力はして欲しいと思う。これ
は今までの全話LDでは行われていない行為だが、全てのディスクにこまめにチャプタ
ーが打ってあるのはよいのだが、現在何話なのか知る手段が再生中には付属のムックを
見るかそれともジャケットに印刷された話数を確認するかしかないため、操作上のスト
レスがあるのである。現実問題としては「ようこ」であるからシーンやカットを見れば
何度も見ている訳だから頭の中で勝手に話数と内容が出てくるのは必定なのだが、経験
で言えば画面で見てすぐわかる方がよいのである。だからチャプター番号=話数として
おくことは重要であると言える。(デジタル音声が含まれているディスクはチャプター
=トラックナンバー,更にインデックス…CDのそれと同じく…が使えるため、OP,
EDなどの区切りはこれで行えるのである。ご心配のなきよう)
「ようこ」LD化に関してメディアの品位については語った。続いてはその後の問題
である。記録されているメディアは一度買ってしまうと、一定の時間がないとなかなか
見ないものである。これも経験捉であるが、長いこと放置されてしまい置物になること
もしばしばである。過去に買った全話LDなどは床の間の置物とでも言って過言じゃな
いほど手をつけない。塵が積もったりもする。また、部屋の模様替えなどで移動を繰り
返すと気を付けてはいるものの、ケースなどに小さな傷をつけたり雑巾で拭いたりする
とシミになったりと結構大きなものだけに始末に負えないことがある。かといって捨て
る訳では到底ないのだが、傷を付けてしまったときなどはショックが隠せない。高価な
品物であるが故、買い直すという訳にもいかず。根本的に数量限定品であったりして後
での入手は困難である。ここで、毎回思うのだがなぜボックスの材料が紙なのであろう
かってことである。確かに材料費も安くて加工し易くて見た目も重さもよいにはよいが
、買った後の事を考えると豪華な作りであることはお世辞にも言えない。あえて陳腐と
言えよう。値段の割に、記念だ、限定だと詠い文句の割にはあまりにもお粗末な装丁だ
とは感じなかったであろうか。私は「ようこ」の全話LDがそのようなものになってほ
しくない。30年後いや50年後でも再び「ようこ」に出会うためには現在までの全話
LDのような陳腐なボックスの素材では持ちこたえられそうもない。そこで、私が希望
するボックスの素材は「ビニール製」である。単なるビニールという訳ではないのだが
、言葉で説明すると「レンタルビデオ屋で貸出しのときに使うビデオテープのケース」
の素材である。カラオケ用LDボックスなどではよく見かける素材なので、これはぜひ
実現していただきたいと思っている。また、ケースは1つだと強度的に弱いため(「よ
うこ」を全話CLVで記録したと仮定すると11枚。それらを1つのケースに入れると
いう意味)2つに分割するなどして扱いし易いようにするとよい。なおLD11枚とい
うのはかなり重いが2分の1でも強度的な不安は残る。できれば3枚づつ4ケースとい
うのが理想だ。なぜならアクセス(観賞)しようとしたときに5枚以上あると20話以
上から選択することを強要されるのである。これは検索するにも観賞するにも抵抗があ
る。これは全話LD全てに言える欠点でもある。であるから、「ようこ」ではこの点に
ついて改良されることを願っているのである。
最後に、質を求めるばかりに蛇足になり、本末転倒になりかねないというそれこそア
ンティナーゼなLDにはなって欲しくないというのが私の希望であり、今回この駄文を
発表するに到った考えである。おそらくこの文章に関する疑問や反論もあろうと思われ
るが、私の今出来る「ようこ」に対する精いっぱいの事である故許して欲しい。
ここまで、長い文章につき合って頂いた読者の方には感謝し、かつご理解をして頂き
たく思います。なぜならどこの NET や、「ようこ」全話LDの話題が出る度に聞く話
はみんな同一で、私と同じ意見が見つからなかったためです。この文章は最終的に製作
担当者には送る予定ですが、私の意見が通るとは思っていません。しかし、極力製作側
の都合と現実的な可能性の範囲で考察した限りのものですから許されるのではないかと
思います。
稚拙な文章を最後まで読んで下さったあなたに、感謝を禁じ得ません。
Feb. 2 1993 石橋忠克 ( as 相友優 )
※1 90年4月2日より91年2月4日にかけて葦プロダクション、ビッグウエストが手掛
けたアニメーション作品。全43話。アイドルをモチーフに製作された同様の前
作「アイドル伝説えりこ」の第2弾である。以下「ようこ」と省略する。
※2 レーザ・ディスクの省略形。知らない人はおそらく居ないとは思われるが、現
状でコンスーマが手に出来る廉価で高品質な記録媒体。記録フォーマットとし
ては NTSC 信号を直接 FM 変調したものを全波形記録するもので、記録帯域が
2~10MHzと広範囲のため白黒解像度(50%ペデスタル理論値)で約 400 本と高く
S/N も 記録限界値は 60dB 以上と CRT の S/N 限界値を理論上越えるもので
ある。音声記録も FM 変調及び Digital 音声(CDと同等) の記録が可能である
。また FM 変調の副作用として基本的に TBC が必須であることも高品位なフ
ォーマットにしている要因でもある。ちなみに TCR(TVR) はコンスーマ製品で
は FM変調はするものの半波記録であり、S/N もそのため 40dB 程度が限界と
言われている。解像度はEDβやS-VHS などの高帯域フォーマットでなければ
240 本程度である。また、TV 地上放送は 放送フォーマットの限界として白黒
解像度が 350 本程度になる。変調方式も AM 変調と、ノイズに弱いものであ
る。長く書いてしまったが、地上波放送・エアチェック・ビデオソフトに比較
していかにレーザ・ディスクの塑性が良いかを表している。
※3 月刊 OUT などの雑誌にて一般的に知ることができるが、私の場合はパソコン
通信で直接知ることができた。第1報は「横浜Sweet-Milk-Network」での番頭
氏の書き込みによるものである。彼はビデオ業界人であり、彼の仕事仲間が今
回の作業を行うとの事で、雑誌などのメディアに先駆けて情報公開となった様
である。
※4 このケースとは全く異なるが、現在放映中の「美少女戦士セーラームーン」は
正攻法と言える。
※5 レーザ・ディスク・プレイヤの事である。私が最初に買ったのは Pioneer
の CLD-9000 というデジタル音声が追加された時のものである。当時は出るソ
フトは全て買わないといけないほど、誰もプレイヤを持っているどころか知名
度すら無かったのである。当然価格も比較的高く、収入の 80% がソフトに消
えた憶えがある。あまりに期待を持って扱っていたため、当時は盤面のキズは
もとより画質の悪いものですら(無知もあったが…)交換を強要した。もっと
もその頃までは製造業者の方も製品管理が良くない(または方法が確率してい
なかった)ため無条件に交換をしていたようである。東宝がビデオディスクに
最初に手掛けた時には、製造業者と販売業者(東宝)立会いのもと協議した憶
えがあり、今となってはもの凄いことをしてしまったと反省している。現在の
品質管理は当時のそれと「うる星LD50」の影響力が大であったというのが
そら恐ろしい。
※6 アニメーション作品はほとんどがフィルムで供給されている。ビデオというメ
ディアには直接フィルムを写し取る手段が(一番安価にできるものが)テレシ
ネ変換という方法である。簡単には映写機とTVカメラを一緒にした様なもの
ではあるが、フィルムのコマ数とTVのコマ数を矛盾無くスムースに見えるよ
うにする機構が含まれている。案外知られていないが、この装置は結構高価で
TV放映などに普段使われている装置などは数年から十数年同じ物であること
が多い。したがって特殊な事が無い限り半永久的に同一の質(から消耗して行
く)なのである。ちなみにフィルムから NTSC に変換する場合、フィルムの方
が若干質が下がるため(フォーマット上の粒子限界というか情報量)に 16mm
以上のフィルムを使っている場合以外は一般的に高品位であると言える。無暗
に高画質を求めるのは原理的にはフィルムのサイズに制限されていることを記
憶にとどめて欲しい。
※7 作品の新作または続編を求めるのは感情としては理解できるところである。し
かし、現実問題として何を求めているかを見失ってしまっては元も子もない。
なぜなら、全話ビデオディスク化というのは放映された全てをいつでも参照可
能な媒体にとどめる事を意味している訳で、新たな部分を求めるのは別な話で
あり一度完結したものを再びほぐそうという試みではないかと考えるからであ
る。それ自身には賛成だが、全話…となると分けなければ時間的にも経済的に
も矛盾が生じるのは明らかではないだろうか。無論、金銭的にも経済的にも矛
盾しても構わないという意見はあるだろうが、現在の予定を覆すつもりがある
なら通るのかもしれない。
※8 いくつも…という意味では語弊はあるが過去に販売された主な全話LD、企画
物LDなどを買った経験を元に考察している。もちろん、いずれも作品の観賞
が出来、気が向いたら見るようにはしている。
参考文献,参考通信記録及び参考経験
91年以前の 「ラジオ技術」を読んで得た知識
92年3月以前の 「マジカル・ツー」のログの記憶
Studio よ~こ fellow 刊「ようこそ用語の大事典 Part1~総集編」
究極編集部 刊 「Anime Video」85年以前刊を読んで得た知識
多数のLDソフト購入及び交換の経験捉
ソニー(株)サービスマニュアルを読んで得た知識
ソニー(株)入社経験(製造業に関する考え方について)
多数回路設計及び変更技術経験捉
最後になりましたが、この文章は以下の4つの NET に同時に書き込みを行いました
長文につき考えたのですが、それぞれの NET が距離があることから重複するケース
が少ないと考え、書き込みを行いました。
(NIFTYについては全国規模という理由からです)
東京 「Mapletown-Network」#43
愛知 「Comi Comi-Network」
大阪 「Naniga-NET」
NIFTY-Serve FANPLN #2