#40 Article 5380 Posted at 1999/12/04 21:31:12 by カモチャン (MAP4413) []

Subject: 同人誌レポート

「鉄道フーリガン」
「鉄道フェチ」

 この本は、もしも国鉄が現在まで続いていたらという設定で鉄道
雑誌をパロって鉄道車両を紹介しているものです。パロディーとい
うだけあって元ネタが分からない人には全然面白くないでしょうが、
元ネタが分かることにとっては、初めて手にしたときは衝撃的でし
た。写真はデジタル合成で、まさにデジタル技術の勝利だと実感し
ました。
 この本を作った動機は、当人が国鉄を懐かしむというのではなく、
むしろ逆の動機です。この間東海道新幹線から無くなった0系は国
鉄時代はあまりファンに見向きもされなかったのに、あのフィーバ
ーぶり。こういう傾向に嫌気が差したのでしょう。
 このシリーズ。いつまでネタが持つかが気になるところです。



「皇帝密使」

 これは滝李山影一さんの政治風刺漫画で、今回はロシアの西○・
前防衛政務次官ことジリノフスキー氏を主役に描いています。
 彼は言うことが過激ですから、漫画の材料として調理しやすかっ
たのではないでしょうか。かなり笑えます。特にあの○村・前防衛
政務次官発言の後で読むと、彼とジリノフスキー氏って似たような
事を言っているなとつくづく感じます。
 今度はこの西○氏を題材にした作品を描いてくれないかな。



「ガメラが来た4」

 タイトル通り平成ガメラシリーズの最終作。いわゆる「G3」の
批評や小説を集めた本です。ただ普通の同人誌と違うのはあさりよ
しとお氏、唐沢俊一氏やゆうきまさみ氏等プロとして活躍している
人も執筆していることです。
 業界人だから裏側の話を交えて誉めると思えばその様なことはな
く、あくまで映画を観た1ファンというスタンスで書かれていまし
た。ですから賛否両論。「前面肯定する」という人もいれば、「私
はガメラ3を許さない」という人まで様々でした。ちなみに唐沢さ
んと岡田さんは割と中立的な立場でした。
 やはりプロの人は文章が上手いだけでなく、自らが持つバックボ
ーンが深いものですから、文章に奥行きがありました。この様にい
ろんな引き出しがあるから、物書きで食べていけるのだなと思いま
した。



「トーキョーコピーライツ」

 この本は、著作権とはどういうものか、女の子の対話形式で解説
していく内容となっています。
 アニパロ、中古ゲームと昨今著作権について考えさせられる出来
事が多く、この本にはゲームについての裁判の判例等も掲載されて
いて、大変参考になりました。文字ばかりで文字アレルギーの人に
とっては苦痛かもしれませんが、是非読んで貰いたい1冊です。



                         カモチャン