#40 Article 5372 Posted at 1999/09/29 00:34:28 by カモチャン (MAP4413) [DOJIN]
Subject: 同人誌レポート
「烏龍缶茶博物誌」 これはウーロン茶のカタログ本で、この手の本ではもはや必須に なったのでしょうか、巻頭には缶のカラー写真が掲載されています。 内容の方はウーロン茶を扱っているだけあって、実にサッパリし たもので、いかにもカタログという感じでした。それだけ読みやす いと言えば読みやすいです。 ウーロン茶の種類だけでもかなり数があって、1冊の本として独 立させて紹介できるのだ。 「虹色定期便 メモリアルブック」 この本はNHK教育で放送されている学校放送枠の高学年向け道 徳ドラマ「虹色定期便」の97年度作品を総まとめにした本です。 なかなかハードなSF作品で内容もしっかりした作品でしたので、 一度でも見た人はまずハマったことでしょう。 しかしマイナーな作品だけに今までキチンと語られていなくて、 その分何をしても初めてで、製作するにはそんなに頭を捻らなくて も出来たのではないでしょうか。この様に書きましたが、決してケ ナしているわけでなく、私はこの本を手に取ったときはとても嬉し かったです。各話の解説だけでなく、インタビューや撮影の裏話等 も掲載されていて、ようやく一冊の形になったのですから。 「地球のあるきかた」 この本はNHK教育で放送された学校放送枠の小3向け社会科番 組である「このまちだいすき」の98年度・鹿嶋編を解説したモノ です。 この番組は、社会科教材というだけでなくおバカ連ドラという雰 囲気もありましたので、各エピソード解説も愛のあるなかなかキツ イ突っ込みが多数見受けられました。また主演のロケット良太さん がなかなか可愛い男であるから、この点でもラブラブモードになっ ていました。 これも今まであまり語られていないだけに作りやすかったのでは。 「魔法少女R・2」 これは魔法少女モノの創作マンガで、主人公である特殊能力を持 つ少女とお兄さんという、よくありがちな人物設定がなされていま す。 「エヴァ」以降トラウマを抱えた人間がいろいろ登場する作品が ポンポン出てくるようになりまして、この作品もやはりその手のモ ノです。この手の作品は人の情念を描くために行き着くまで行って しまわなければならないと思いますが、例えば「お兄さん」の役割 を担う大学生は主人公を拉致するわりには、変にいい人で悪党にな り切れてないという点が弱いです。主人公は自己否定する性格で他 人から孤立しているから、拉致しなくてもこの手の娘に受け入れら れる接し方をすれば仲良くなれるだろうに、拉致してしまったばか りに悪党にするしかなかったはずです。強引な手法は簡単ですけど、 その分、後の展開の選択肢を狭めてしまいます。 ただこの作品の結末を見届けたいと思いますし、今後この作者が どういう作品を描いていくのか見てみたいです。 「櫻守」 この作品は、平安時代を舞台に人に捨てられ桜の精に育てられた 男と彼が持つ刀を付け狙う一味との戦い、そして彼が何故精霊と話 すことが出来、また精霊は彼を助けるのか、彼はいったい何者なの かというオリジナル漫画です。 オリジナル作品はファンタジーが多いので、この様な時代劇は数 が少ないだけに新鮮味があり、手に取りやすかったです。中身の方 も最初こそ絵がかたまっていませんでしたが、かたまってくるに連 れてストーリーもいよいよ本編に突入したような感じになり、グイ ッと面白味が増してきました。 今後のストーリー展開がとても楽しみな作品です。 カモチャン