#40 Article 5322 Posted at 1999/06/15 23:51:51 by カモチャン (MAP4413) [DOJUN]
Subject: 同人誌レポート
もう夏コミまで2ヶ月あまり。なのに私はまだ冬コミで買った同人 誌を読み終えていない。果たして夏コミまでに読み終えることが出 来るか。 「空前飲料」 この本は巷に溢れる様々な缶飲料を分野別に紹介したもので、今 回は嗜好性飲料と炭酸・果物飲料でした。 掲載形式は飲料毎に缶の写真と缶に記載されている全ての文字、 そして簡単な筆者のコメントが添えられています。コメントが長々 と書かれているわけでなくサッパリとしていて、写真や記載文章も ありますからカタログとして実に読みやすい構成になっています。 日々新製品が出てまた同じように消えていくという商品サイクル が短い缶飲料の資料としてこの本は価値も高いです。これで写真が カラーですと完璧なんですけど、そうすると一冊の値段が滅茶苦茶 高くなるから現状では無理でしょう。 「ミステルの人々・6」 「マジシャンロード・6」 これは島田ひろかずさんのオリジナルマンガです。 毎回新刊を出すのは良いのですけど、長編を小出しにされると半 年に1回のペースですから、それまでの話しの印象が薄れてしまい、 それを思い出すのに一苦労してしまいます。年1回でもいいですか ら、もうちょっとまとまってから出した方が良いのではと思いまし た。 「SILK MOON」 「三月館」が発行したファンタジーオリジナルマンガです。スト ーリーがまずまずなうえに、絵がとても幻想的で丹念に描かれてい ますので、ファンタジーに必要な世界観の構築が上手くいっていま す。 ただこれも長くやっている分、最初の頃の話しを忘れてしまいま した。 「お絹夜十郎 時穴道行」 この本は、1996年にNHK総合で放送された「金曜時代劇・ 天晴れ夜十郎」を解説した本です。「天晴れ夜十郎」は時代劇とし ては異色のタイムトラベルを絡めたSF的作品でした。 解説本ですから正直このドラマを見ていなかった人には、読むの は辛いです。構成としては各話のあらすじとキャスト表。後半はキャ ラクターの解説と筆者のこのドラマの感想です。 私もこのドラマは、クライマックスあたりは憶えているのですが、 前半を憶えいなかったので、この部分を読んでいるときは辛いし、 キャラの相関関係図がなかったのもそれに拍車をかけていました。 また一番の問題は、筆者も最後に語っていましたが、放送から3年 も経ってからこの本がようやく出たことでしょう。やはり3年も経 つと記憶が曖昧になるし、熱気も醒めますから。 ところでこの本を買ったとき、このサークルから他にも「この眼 鏡っ子がすごい」とガンダム関係の本を一緒に買ったら、サークル の人に「趣味がバラバラですね」と言われてしまった。(^_^;)> 「男の世界~ガンダム~ 哀戦士編」 上記のサークルで買ったガンダム関係本がこれです。内容は「哀 戦士」に出てきたジオン軍人のキャラクター紹介です。 キャラを50音順に紹介していきまして、ほんの数シーンしか出 てこない端役までキャラ名を調査しています。キャラクターを紹介 するに当たっては、そのキャラの声優、主な台詞、何処で出てきた、 キャラの感想が書かれていました。極めつけは下の方にある黒字に 白抜き文字書かれている「男の死にざま」コーナー。死ぬ場面とそ の解説、キャラの今際の際の台詞を紹介しています。ちなみに死ん でいないキャラは場面の所に「死んでません」と上書きされていま す。 とにかく元気のいい編集・構成をしているので、読んでいて楽し いです。特にランバ・ラルの項目。解説には「駄論無用 いいから ビデオを観ろ!(手抜きじゃないぞ)」。まるで「Gガンダム」に 出てきた東方不敗のようなキップの良い解説です。 またこの本を制作するにあたっての苦労として、EDシーンを掲 載して「これだけジオンの兵が出ていても声優テロップはこれだけ ・・・」その隣りに大文字で「どないせぇっちゅうねん!」とぼや いています。「『マ』って何やぁぁぁぁぁぁ!」「『パイロット』 って誰やぁぁぁ!」「もうオッサンの声を聞き分けるのは嫌ぁぁぁ」 よっぽど苦労したんだね。 ただこの本で惜しいところは、「男の死にざま」のコーナーで白 抜き文字が潰れて読みにくいところがあることです。 なかなか読みごたえのある1冊です。 カモチャン