#40 Article 2020 Posted at 1993/10/09 08:43:20 by KYOGO (MAP2034) [CREVO.14]

Subject: Re:*13 Cレヴォ /2019 ..... /1994 /1992

では私も、遅まきながらCレヴォで買った本のレポートをさせていただきます。

今回、かなりかたよった趣味、かたよった視点にもとづいて紹介しています。
ですから、必ずしもどなたさまにもお楽しみいただける本とは限りませんので
ご注意くださいませ(^_^;)
(もちろん趣味を同じくする人になら、きっとすばらしい本です)

・「男の子本」/ドリフタァズ
 まずは比較的正常なところから(^_^;)。ここでも少し話題になっている、スタジオ
 WOLFの男の子本です。内容はずばり、タイトルの通りで(^_^;)、本一冊通して、
 かわいい子がたっぷりですが女性はまったく出て来ません。作品としてはやはり
 巻末の龍炎狼牙さんがダントツの出来でありましょうか。
 面白いのは執筆者のコメントで、龍炎狼牙さんも拝狼さんも、ここに載せた作品は
 2~3年前から暖めていたが、当時は周囲の反応も思わしくなく発表しなかった、
 これからはもっと描きたい、というようなことを言っている点です。商業誌では
 わりとノーマルなHで読者をつかんでいるこの2人にしてこれですから、やはり
 男の子好きの潜在的な書き手は相当多いと見た。こういう方々に、これから同人誌
 だけといわず商業誌でもどんどん描いていただきたいものです。

・「ダーク=クインダム」/Pony's Bridle
 日本では珍しい、かなり純粋なアメリカン・ビザールタイプのボンデージ本を
 毎回出している Pony's Bridle の、今回は異色の新刊。セーラームーンの女妖魔
 オンリーのボンデージ・イラスト集です。こうして並べてみると、セーラームーンの
 女妖魔たちは、スキンヘッドありのフェイスマスクありの、とてもラディカルで
 フェティッシュなデザインをしているのだな、ということが改めてよくわかります。
 また、その素材にアメリカン・ボンデージがよく似合うこと。こういう本を見せられ
 ると、ここのサークルをずっと買い続けてきてよかった、という思いにとらわれ
 ます。冬の銀鈴本にも期待。

・「レディはご機嫌ななめ」/SHAMPA
 yone.さんが燃えてた本です(^_^;)。一応ダ・ガーンのピンキーさん本なのですが、
 内容はピンキーさんが男の子をひたすらいじめるハードSM本です。
 その情け容赦ない徹底した責め、男の子の苦悶の表情を中心としたコマ割り、
 なんの代償も与えずにひたすら痛めつけるだけのストーリーなどを見ますに、
 作者の方は、本当に純粋なサディストの方のようです。私、女性の描き手で、
 これほど純粋にSの要素だけを持ち合わせている人は今まで見たことありません。
 男性の手で作られた「SMのパターン」に流されることなく、女性のSの立場から
 本当に自分の欲しいシーンをだけを描いており、パターン化したSMに慣らされた目
 には、いろいろな所で新鮮な驚きがあります。
 フリートークを読んでも、この人のサディズムへの並々ならぬ思い入れが伝わって
 きて、実に面白いです。「マンガを描くのが、こんっなに楽しかったのは生まれて
 はじめて」という言葉には感動すら覚えます。この本を教えてくれたyone.さんに
 感謝。(しかし、これで燃えるyone.さんって・・・(^_^;))なお、副読本として
 「セビアン・SM用品総合カタログ」を参照しますと感動もひとしおです(^_^;)

・「忍たま惑星」/釣りキチ同盟
 「忍たま乱太郎」と「恐竜惑星」のH本という、それだけでも話題として面白い本
 なのですが、ここでは後半の恐竜惑星マンガについてとりあげます。単に恐竜人類
 ハルが、萌ちゃんをやっちゃうだけという話なのですが、哺乳人類の身体の構造を
 知らない恐竜人類が、どこをやっちゃえばいいのかわからずいろいろ試して見る、
 という点がなかなか面白いです。一種のファーストコンタクトテーマと言えま
 しょうか。妙にSF考証にこだわっている原作の、こだわりをしっかりとHマンガに
 取り入れ、しかもそれが鬼畜なHになっているというあたり感心してしまいました。
 この本をゆずってくれたK.MINEさんに感謝。

・「首輪物語」/悪徒堂本舗
 「首輪」をテーマにして、5人の方がマンガを描いている作品集です。どの作品も
 女の子に首輪をさせる内容なのですが、首輪というとすぐに連想する奴隷-調教と
 いうパターンの作品ばかりでなく、明るい学園コメディあり、わけわからんほのぼの
 ありの、意外にも(^_^;)バラエティに富んだ作品集になっています。
 それはそうと、この本で面白いのは、巻末の執筆後記で、執筆者5人が「首輪」を
 お題に詠んでいる短歌です。特に、ひのもと太郎さんのは大傑作。もー、笑った
 笑った。私、この方の首輪への尋常でない執着は、昔の作品から常々敬服して
 おりましたが(今回も基本パターンばりばりで遠慮なく描いています)、それに
 してもここまでのこだわりをお持ちとは。へへーっ、改めて感服いたしました。


とゆーわけで5冊の本を紹介させていただきましたが、この5冊について共通の、
特記すべきことがあるとすれば、どの本もしっかり「えっち本」であるという点です。
「えっち」をきちんと踏まえているということはこの場合、とりもなおさず「見せる」
姿勢を忘れていない(こだわりが空回りしていない)ということだと思います。
わたしはこの5冊をすべて「えっち」めあてで買いましたし、
どの本にも性的興奮を感じることができました。(そーゆ人は珍しいか(^_^;))

というわけで、私にとってはとても充実したCレヴォでした。
それにしても、日本の同人誌即売会って、なんてすごいんでしょう(^_^;)

                                  KYOGO