#40 Article 1143 Posted at 1992/09/20 03:47:48 by 沢渡香澄 (MAP519) []

Subject: 学漫、って知ってます?

コミックマーケットには、創作の片隅に「学漫」というジャンルがあり
	ます。
	大学などでアマチュアの漫画家が集まり、漫画研究会の看板を掲げ、貧
	乏と闘いながら原稿を持ち寄り、会誌を自費で出版しては二束三文の頒
	価をつけ、売り上げは全部飲み代に消えていく、旧人類な私にはそんな
	イメージが浮かびます(*1)。

	さて、即売会で頒布されているその会誌ですが、学生による学内サーク
	ルであるという他のサークルにはない性格のため、主力メンバーが卒業
	したり、突然うまい人が入ってきたり、部長が交替して編集方針がひっ
	くり返ったりと、くるくるその様子を変えます。その中身はというと、
	ジャンルもレベルもまちまちなよろず寄せ集め本がほとんどです。
	と、とてもフォローが難しい学漫サークルですが、逆にいえばまったく
	予備知識を必要としない、非常にお買物しやすいジャンルでもあるわけ
	です(笑)。

	学生の武器といえば、自由に使える時間とあり余る若さ:-) ですが、学
	漫でじっくり描き込んで腕を上げる作家さんも少なくありません。また、
	気の合ったメンバー同志で新しいサークルを作ることもよくあります。
	そんな、学漫出身のサークル(主なメンバー、敬省略)は、

	MAY CLUB -> 大阪大学漫研 (長月一日、陽気婢、大山大工)
	Toneri Bettari -> 東京理科大学漫研
	(秋山茶々、うすい蒼、ゆうれい、水無月樹音、岡崎あきら、末広veppv)
	わんだぁ -> 東京電機大学一部漫研
	(わんだ、すずぽん、綾瀬ゆき、すえなが☆里里、マッドピエロ)

	などが有名です(*2)。もちろん、北原文野さん(日本女子大学漫研出身)
	のように個人で活躍している方もいます。

	即売会でちょっと時間に余裕があったら、学漫サークルをちょっとのぞ
	いてみませんか。ひそかに注目していた人がみんなに注目されるように
	なると、きっととってもうれしくなります。

	(*1) 私は、ジェネレーションの区切りは1966年にある、と信じています。
	     関係ないけど。
	(*2) これらの漫研が現在も同じ傾向で活動しているとは限りません。

				さわたり かすみ