#4 Article 1068 Posted at 1990/02/25 23:19:14 by ジラフ (MAP1595) [ASHINAGA]

Subject: Re: Re: 私のあしながおじさん Feb.25 /1067 /1066

「しっとりとした さはやかな かんどお」!同じく、私も見終ったあと、猛烈に感
動しています。アニメを見たあとここまで、感動したのは「サジタリウス」の時、以来
です。

 画面が雄弁とは言いえて妙ですね。確かにジュディ-の何げないしぐさ、表情にドキ
ッとさせられることが、多いです。今日なら、「そうよジュディ-、それは本当のこと
だわ。」あたり、ウ~ム、セリフだけ聞いたってどうってことないのですが、あの画面
で、このセリフ!これを画面の雄弁と言わず、何と言いましょうか?真の名作の予感が
...。

 それにしても、今日の「あしながおじさん」は、エピソ-ドが多くて見ごたえが有り
ましたね。まずミス・スロ-ンとのまた一騒動。さらに、メ-テルリンクの「青い鳥」
に絡む一騒動。そして、「家族の作文」...。

 その中で、今日のメインは何と言っても、「家族の作文」ですね。捨て子の境遇のジ
ディ-にとって、「家族の作文」という課題は酷です。まして、「もっとも身近なテ-
マ」とまで、言われてしまいます。結局、ジュディ-はある意味では本当のことですが
実は、事実と全然違うことを書いてしまう...。その手紙を書いている時の画面が、
スゴイこと、スゴイこと...。そこには、残酷なまでにジュディ-のこれまでの生涯
の現実が描かれています。そして、ジュディ-の作文とのギャップ。(このあたりを、
MUKさんは言われたかったのかな?)ジュディ-は「自分が孤児院出の、貧しい娘
であること」を皆に知られるのが怖くて、ウソを書いてしまうのですが、この作文を発
表し終った後の、気まずそうな表情、そして「あしながおじさん」に対する手紙の中の
自らを「ウソツキ」と評する反省。このあたりが、ジュディ-が単なる、みえっぱりの
女の子でないことのあらわれなんでしょうね。そして、そういった所に感動してしまっ
たような気がします。以前、この作品のP.D.の松土さんがジュディ-を評して、
「反省する少女」と書かれていましたが、これは、早くもその、「反省」で、感動を味
わうことが出来たわけですね。ジュディ-が孤児院で得た財産の最高の物はこの「反省
する」ということではないでしょうか?

 といったわけで、何やらよく分らない意見でしたが、次週も「あしながおじさん」期
待しましょう!(こんなに、次週が楽しみな名作劇場はひさしぶりです。ハイ。)

   ジュディ-の子供時代が妙に気に入ってしまった、
                            ジラフでしたぁ。