#34 Article 672 Posted at 1991/04/17 22:35:50 by RAVEN (MAP2299) [NADIA]

Subject: どっとはらい・・・!

いや・・・すまんすまん!>ALL(^_^)


>ユーサクさま

ナイスなフォロー有難う。
僕が、今回の議論合戦を通して確かめたかったのは、実はそこなのです。
僕の主張するところが、容易に皆さんに受け入れられないだろう事は、
最初から分かっていました。
が、それを押して(半ば意図的に)今度の論争を煽ったのには理由があるのです。

きっかけは無論「不思議の海のナディア」という作品が、
世に生みだされたことでした。
腹蔵なく言いますと、僕は第一話を見た段階で「これはだめだ・・!」
と思ったのであります。
その詳細な分析はまた今度に譲るとして、実際のところ「トップをねらえ!」ですら
ほとんど評価しない(確かに最終話は必見ですが)僕の価値規準からは、
あまりに掛け離れたものであったことは確かです。
それからしばらく、あちこち行く先々で「ナディア」に関する評価を、
聞いてまわったのです。
結果は惨憺たるものでした。
僕の持つ業界関係(漫画およびアニメーション)の友達のほとんどが、
「ナディア」に対して否定的か、あるいは良くて“どうでもいい”
という見方をしていたのです。
ところが、業界とは無関係な友達、たとえば単なるサラリーマンであるとか、
アニメファンではあるけれども、制作とは縁もゆかりもない人達などからは、
けっこう楽しんでみているという意見が聞かれました。
これは僕にとって大きな疑問でした。
(ちなみに全くの一般人で、ナディアを見ている人は、ぼくの友人には皆無だったので
 なんとも判断しかねますが・・・・・・)
某アニメ雑誌の編集を手掛けている友人に聞くと、ファンレターなどは、
かなりの数が寄せられているということでした。
知り合いのアニメプロデューサーや、当のガイナックスで制作に携わっている人までが、
口を極めて「ナディア」のことを罵っているというのにです。
夏以降、業界内の僕の知人は皆「ナディア」というアニメを見てすらいませんでした。
(仕事上見ざるをえない、アニメ誌の編集を除いて・・)
最後まで見続けたのは、僕くらいのものだったのです。
なぜなのか。
どういうことなのか。
なにゆえ「ナディア」のような作品を褒め、さらには絶賛し、思いを寄せる人が、
こんなにもたくさんいるのか。
あるいは、業界の内外における、この見解の相違は何なのか。
秋が過ぎ冬を越しても、僕の疑問が解かれることはありませんでした。

それから暫くして、ふとしたきっかけから僕がパソ2を始めることになり、
覗いてみたネットで見つけたのは、件の「ナディア」賛歌でした。
しかし、NIFなど、ほとんどがごく一般のファンによる“ナディア”万歳論で
埋め尽くされているネットへ行って「君たちはいったい・・・」式の
発言をするのは、まことに非常識と言わねばなりません。
メディアミックス館に至っては、当のガイナックスが一枚かんでいるのですから、
そんなところへしゃしゃり出るのは、人の家へ土足で踏み込むようなものです。
ところが、このメイプルの旧ログの中に、かなりの数の「ナディア」反対論が
書かれているのに気づきました。
これはあるいは、前述の疑問に対する、一つの解答を探すチャンスではないか。
僕はそう考えたのです。
各々それなりの見識をもって、アニメーションを見ている・・、
いってみれば、アニメーションを仲立ちとして、論を交えるに足る力を持った
ファンの人達に、作り手側からの(アニメーションの制作現場に非常に近い
ところにいて、時折それに携わりもする者としての)さらには物を創る仕事に就いた
人間としての正論をぶつけてみてはどうだろう。
あるいは、立場の違いを越えて、何らかの理解の糸口が見いだせるのではないか。
それがつまり、今回の、論争を始めた“動機”なのです。
様々な人から様々な意見が発せられました。
僕も、最終回のアーティクル以降、極めて注意ぶかく、余分な揶揄、他人に対する中傷
皮肉などを避け、自分の気持ちに真っ直に相対して生まれた言葉のみを、
書き込んだつもりです。
ですから、意図はどうあれ、僕の言辞には一言の偽りもありませんし、 
それに対する責任を回避するつもりもありません。@ただ確かに、このボードに来るごく一般の「ナディア」ファンの方々には、
はなはだ迷惑だったかもしれません。
そのことについては、心より深くお詫び致します。
(そうなのかも知れません、大仏さんは、勝手に歩きだして参拝人の頭を
 殴ってはイカンのでしょう・・・)(^_^;)<(ラシャーヌからの引用ね)
さて、というわけで、僕としては、最後にナディア総論をアップして、
今回の論戦から退却したいと思います。(総論は書くって言っちゃったからね・・
言ったことは実行するべきだし)
今後は、やがて出来るであろう21エモンのボードにでも行って、
原 恵一監督バンザーイとか、書き込むことにいたします。
(僕も人間ですからね、ジェットマンを尻目にらんま1/2を見て、
 おおっ、シャンプ~~!と叫ぶことだってあるのです・・)(^^)

それから、ユーサクさん。
僕は言うほど新進ではありませんよ。あちこちの雑誌を渡ってきた叩き上げです。
それでなおかつ、正論を弁じ続けるというのは、これはこれで、
容易ではないのですがね。(^_^)


それでは皆様、取りあえず、ごきげんよう!
(あ、それから、いずれアップする総論には、論評無用に願いますね)


                   1991・4  結城 二十六

P・S MUKさんSAWAさん、続きはメールかOFFでやりましょうか・・
     (^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)