#29 Article 127 Posted at 1992/06/21 19:43:21 by 32技研 (MAP1154) [HOURITU]
Subject: Re:*8 著作権討論会 /126 .... /119 /118
本題からちょっと外れるかも知れませんが、DATテープへ「著作権使用料」に 相当する額を上乗せすることが検討されているようです。理由は、「オリジナルと 相違ない録音のできる媒体に録音されたものに対しては著作権者の報酬請求権が生 じる」からだそうです。 この話を聞いた知人(元レコーディングエンジニア、現フリー)は非常に気を悪 くしていました。理由はこうです。 「じゃあオレが自分でオケ(オーケストラ)を呼んで録ったらその分印税払って くれるのかよぉ...」 冒頭の話がもし現実となった場合、これは実質的に認められないでしょう。なぜ なら、立案者はこのようなことまで想定していないだろうからです。話を聞く限り、 他国がその方向に向かっているからうちも、ということのようですので。 わたしもこの話を聞いた時にはあまりいい心地はしませんでした。なぜなら、わ たしも知人と同意見であるとともに、わたし自身自身著作権は十分尊重しているつ もりだからです。音楽に限って言えばCDは可能な限り購入し、(ですからうちに は棚に収まらないほどのCDがあって正直困っています)日本における音楽の発展 に少なからず貢献しているつもりなのに、これ以上さらに負担を強いることをやろ うとしているわけですから納得できません。 作品の著作権は尊重しなければなりません。が、あまり過剰な保護は文化の発展 はおろか文化の衰退を招きます。特に、現在における「著作権保護」は著作者自身 の保護というより出版メーカの利潤を保護する方向に動いているようで残念でなり ません。そういう意味では、利用者の立場としてもっと自分たちの利益を守るため の活動をしてもいいのではないでしょうか?? 下らんことを書きましたが、無視していただいて結構です。ただ、冒頭に述べた ような話のあることを覚えておいていただければ幸いです。 32 Lab. 追記: 以前わたしは日本コロムビアに喧嘩を売ったことがあります。「SAVE OUR MUSIC」の文面に関して、「満足な録音一つできず、おまけ にエンドユーザのことなど棚上げしているような連中にそんな偉そうなこ とを言う資格はない!」というわけです。その後例の文面は姿を消しまし たが、本心はどう思っていることやら...