#25 Article 985 Posted at 1995/01/23 06:50:46 by MUK (MAP1480) [KINO]

Subject: Re: Re: KINO CIRCUS vol.10 /977 /356(#101)

行って来ました。
 まずは会場の立派さにびっくり。木材の質感を活かした
 落ちついた空間が雰囲気よいですね。
 こんな立派なとこで 人が少なかったら哀しいなーと思ったのも
 杞憂でして、ざっと見 優に100人ぐらい入ってました。

 自主制作って、まだまだまだまだ残るぞこれは。心強いかぎりです。
 8mmフィルムの衰退の替わりに、コンピュータという手近になった
 メディアを使っての勢いの衰えない様に 感動を覚えました。

 演出不足で平板な、だれる作品というのも それはありますが、
 画面の勢いに呑まれるものも数多くありました。
 シュワンクマイエルやクェイ兄弟の蒔いた種子は 日本でも
 確実に力強く育っているみたいです。

 特にダントツで凄いと感じたのは、下西紀氏の「魚2」。
 アニメーション映像のスペクタクルを遺憾なく発揮してると
 思います。観ていて唸ることしきりでした。ここまで
 やられると言葉を失うとゆーか。とにかく観ないことには
 説明のしようがないと申しましょうか。たしか一昨年のアニ80で
 この方の「生体模倣」という作品が上映されたと思いますが、
 あれに輪をかけて 無機物を有機物に変貌させるアニメーションの
 時間の流れというものを創出していると思います。
 ビンのぶつかる音に背筋がぴりぴりしておりました。

 竹中隆弘氏の作品も画面に魅せられました。音がまたすごいよね。
 ガサガサうごめき回るコードの手と タタミのせめぎ合い等、
 ぞくぞくきちゃいます。これもまたアニメーションの醍醐味。

 浅野優子さんは 例の 中世イスラムっぽい装飾美に
 ますます磨きがかかって、ますますわけわからん世界に突入して
 わんだふりゃーです(^^;
    ↑
 わんだふる+なんだこりゃー

 その他にも個性豊かな新しい力を何人も知ったのは収穫です。
 この人たちに是非作り続けてほしいです。
 久しぶりに 上映会にいったーという充実感でした。

             今回はとほほではない MUK