#25 Article 46 Posted at 1990/10/20 13:13:41 by MUK (MAP1480) [ANIKENREN]
Subject: 名作上映会 作品リスト 第三部
なんだか続いてしまうのね。 *** 第三部 *** どぇす ・すとろべりぃ・ぱにっく (1987) 千葉大学アニメーション研究会 監督 竹内雅美 はい!★ これが噂の「すとろぱ」です。 見た人 どなたに聞いても「よかった」「いいねー」という 感想が返ってくるので、ひとさまに安心して薦められる 1本です。手元に置いて いつも見ていたくなるような 佳作ですにゃん。ああ しあわせ。しあわせの すとろぱなのよ~~~ 千葉大伝統の新入生制作のしりとりアニメで 監督が作った(?) 女の子とわんちゃんのシークエンスが そもそもの事の起こり なんぢゃないかな。(あてずっぽ) 登場する その他もろもろの人たちは「手抜田さん」といいます。 マーカーの色もきれいだし、音もビデオのはステレオだし、 これが3週間あまりで作られたということ自体、実に驚くべきこと なんですが、さらに 監督がエンディングを一晩で作り上げた という事実を今回知り、おどろきもものき魔法のふとんたたき であります。 絵コンテ用紙に「パワーの秘訣は、これ!」とか「スチーブン・ スピルバーグ監督作品」とか 書いてあるぅ(笑) 動画用紙のすみに書かれていた替え歌 というのがおもろいので 紹介してしまいます。(メタルダーOPの ふしで) きみの担当は 作画してあるか 本当の仕事を 避けてはいないか きみの撮影は すまされているか ちっぽけな手抜きに だきょうしていないか 宇宙全体よりも 広くて深いもの それは一本の 作品の力 ラッシュがほしければ 留年恐れずに ありったけの動画を 和室にさらすのだ (和室=千葉大アニ研の部室) 作品途中の音楽が サンディベルのBGMであることは、最近MXさんに 指摘されて 初めて気がつきました。(ペルシャは わかってたんですけど) エピローグの余韻も 全く見事という他ないです。 なにはともあれ、日本自主制作アニメ史上屈指の名作であることは だれも否定できないと思います。 ・総合奉仕事業団 (1987) 東海大学漫画研究会 監督 黒川誠也 20分以上にわたるオリジナルのセル長編を、 ある程度の作画レベルを保って ノリを持続させて 作り上げて行く。これは想像するだけでしんどい作業ですね。 私なんかは、作品内容よりも ついついそんな内幕に 感動してしまいます。(これって ほんとはいけないにゃあ) セルの絵もさることながら、この作品は 背景美術が ちょー きれいです。ビル街の描写とか、まるでディズニーランド でロケハンしてきたような 遊園地内部の戦闘場面の背景は その精緻さといい、パースといい、じんじょーぢゃないよぉ。 ストーリー運びのスピードに やや難がなくもないですが、 それをおぎなってあまりある パワーを感じます。 東海大の大作としては 一番新しいんじゃないかな? 前後のメイキングは うざったいという人もいらっしゃるかも しれませんが、わたしは作った人が見えてきて 興味深く 見せていただきました。 ・のっぺ (1985) 千葉大学アニメーション研究会 監督は特定できないそうです これって タバコオバケに似てますね。 初めの部分の粘土の変形を見ていると、当初はのっぺ自体の キャラクターもないままに 勢いでつくりはじめたよーな 気もしますが、真相はどーなんでしょ。(でも 柱時計なんかを 考えると 計算済みという気も 一方でしますけど) 「のっぺ」という語のアクセントは 後ろが上がるということを 初めて知りました。(そんなん どーでもいいってば) 粘土はライトあててるうちに 柔らかくなって、変形しちゃいます。 そいでもって あせって撮影するので、よく手なんかが 写っちゃうんですが、これにはないですね。 動きのバリエーションが涸渇しちゃうことなしに あきさせずに見せてくれます。パンフで 竹山さんも書いておられ ますが、こんないろいろな技法にチャレンジしてみるのも、 これからのアニ研連が進むべき一つの姿かなー と思います。 ビデオに入っているのには、まばたき とか 歩く時に 効果音が入っているのですが、今回のには入ってないところを みると、上映が2トラをミスったのか、ビデオ版のは 特別にミキシングされてるのか・・・・ ・共学驚愕学園 (1985) 中央大学アニメーション研究会 監督 伊藤信明 文句なく中大作品の頂点でしょう。個人と世界の関わり方という 深遠なテーマをソツなくこなし、周囲の状況の、微妙でかつ確実な 変化を 季節の移り変わりに託して描く巧妙な演出。オリジナルの キャラクターたちを自由奔放に動かす 作画の確かさ。派手さは みられないかもしれませんが、どの断面を切り取っても、名作です。 ラストは、たぬきさん(MAP885)の話によりますと、 女の子の歩いて行く方向には壁しかないということでした。 私の印象では、この作品の音は 録音レベル高すぎのようで、 音質があまりよくないと思います。映写機付属のスピーカーで 聞こうものなら、セリフがとても 聞き取りにくいです。 ところが 今回は、音響設備が非常によかったらしく、 鮮明にいろんな音が分離されてましたね。 音が悪いといっても、音楽は大変優れていると思います。 おそらく自作の曲ではないでしょうけど、どこから持って 来るんでしょね。中央大の共同制作は 音楽が耳にいつまでも 響いているものが多いです。 私が一番好きなのは、冒頭の「おはよー」のセリフで、 これで あの飛行船がゆっくり飛ぶシーンを見ると、 「ああ また20分ぐらいこの作品の中に入れるんだなぁ」 と、なんとも感慨にひたってしまうのです。 今年はロボット観賞会があるから 白門祭の上映会に いけないよぉおおお(うるるるる) ・超ロリコン要塞ランジェ (1983) 東海大学漫画研究会 監督 松木健一 パンフには1988年となっていますが、1983年作品です。 そのころは 確かにマミもペルシャもエミもユーミも えりりんもよっきゅんもミントも 生まれていませんでした。 モモが孤軍奮闘しています。 アンジェがひとつのムーヴメントになったのは、おそらく 吾妻ひでお氏がらみの背景だと記憶してますが、 (コミケでアンジェ本なんかも出てましたね。) 同時期に 全日プロレスで「こんばんは ラッシャー木村です」事件が 起こったということが この作品を見ると良くわかります(くすす) たしか PAF(プライベートアニメーションフェスティバル)にも 当時出品されていたと思います。 水玉バルキリーとか 水玉ピンポイントバリアーなんて 出色のできですね。ダイダラボッチアタックなんてネーミングも。 変形がすごいです。(笑) ペンギンはどこから持ってきたんでしょね。ああいったキャラの かき氷つくりのおもちゃが あったような気がするんですけど。 ゼントラーディ文字のスタンプなんて、パロディやっても もう受けないんかなー。 でも 巨大ラッシャー木村が銭湯の女湯の壁をつきやぶって 「こんばんわ~~~」というのは よくまぁ 考え付いたとゆーか、 なんとゆーか(笑) エンディングも 受け狙いが好きです。 でもって まだまだ続くっ!! 毎度お騒がせです MUK