#238 Article 131 Posted at 1997/05/18 17:14:22 by 有須川せあら (MAP6478) [NO.07]

Subject: Re:*5 見果てぬ樹璃 /125 ... /120 /117

ウテナをみていて、日本人の倫理観は美意識にささえられているとかなんとか
昔読んだのを思いだしました(たしか新聞の書評欄だったと思う)

決闘での勝敗を決めているのは技量でも勝利にたいする執着心でもなく、倫理的に
みて美しいかどうかですよね(この作品では「気高さ」という言葉で言いあらわして
いますが ←これはかなり重要なことだと思います)

もちろん善玉と悪玉といった単純なものではなく相当に微妙なレベルの話になって
いますが、例えば自分の大切なものを守りたいとかいった真剣な気持ちからでたもの
であってもそれが少しでも見苦しいものであれば負けるわけです
今回の樹璃も、そのまえの幹も、みんなそうでした
(2話を見逃したので西園寺がどうだったかは知りませんが、その性格(笑)からして
この例にもれないことは想像がつきます)

決闘場にいたるまで様式美の世界をえんえんとつづけるのは美しくないものが
敗北するべき空間をつくりあげるため
決闘はデュエリストに対する裁判のようなものと言えるんじゃないでしょうか

					ヒライマ(MAP6478)