#23 Article 218 Posted at 1991/03/29 00:26:57 by MUK (MAP1480) [ANDERSEN]

Subject: Re:*8 ついつい答えてしまうのだった(笑) /217 .... /210 /158

小さなクリスチーヌちゃん

 アンデルセン物語
 第35話 三つのクルミ ★ちっちゃな約束★ 「イヴと小さなクリスチーネ」より

 クリスチーヌちゃんは友達のイヴくんと一緒に、逃げ出した豚のピンキーを
 追って、子供を食べる悪魔が住むという深い森に入り込んでしまいます。
 途中、雨が降りだし道に迷ってしまったふたりは、森の奥で一軒の家を
 見つけて入るのでした。家のなかには、スープと暖かな暖炉。でもだれも
 いません。空腹に耐えかねた二人は、スープを飲んで暖炉にあたっておりました。
 そこに入ってくるひとりの老女(雷をバックにして)。おびえる二人に、
 老女は自分はジプシーなのさ と明かします。それでも帰りたがる二人に、
 老女は赤、黄、金色の三つのクルミを出して、2つをクリスチーヌに、一つを
 イヴに渡すのでした。
  イヴ「なんだ クルミじゃないか」
  老女「いいや これは願いのクルミと言うんだよ。赤と黄色はクリスチーヌに
     あげよう。一つには二頭立ての馬車が、もう一つには花嫁衣装、ブーケ、
     靴などがはいってるんだよ。」
  イヴ「僕のはなにが入っているの?」
  老女「さぁて、私にもわからんがね。お前にとって一番いいもんだよ。ほっほっほ
     ふたりとも大きくなって結婚するまで 大事にするがいい。」

 森から戻った二人は、クルミをもてあそびながら ちょっと不思議な
 気分でした。

  イヴ(ちょっとすまして)「クリスチーヌ、大きくなったらさ、僕のお嫁さんに
     なってくれる?」
  クリスチーヌ「いいわよ、あたしイヴが大好きだもの。」
  イヴ「ほんとぉに 約束する?」
  クリスチーヌ「ええ、このクルミに誓って。」
  イヴ「よし、ぼくも このクルミに誓って。」
 クルミを合わせて 日にかざす二人。

       (短いミュージカルシーン)

 そこにイヴの父さんが あわてて駆けてくるのでした。いぶかる二人に
 イヴの父さんは、クリスチーヌの父さんが亡くなったことを告げるのでした。
 (が~~~~~~~~~ん)

 樵だったクリスチーヌの父さんは、切った木の下敷きになってしまったのでした。
 お母さんのいないクリスチーヌは 遠い所にすんでいる叔父さんのところに
 引き取られていくのでした。

       そして 時間の容赦ない経過(7年ほど)


 小さなクリスチーヌちゃんは ここまでかと思うのは甘いっ!
 第36話にも 小さなクリスチーヌちゃんが出てくるのです。
 結局 ジプシーのおばあさんが言った「一番いいもの」って
 小さなクリスチーヌなんですね。そこまでの物語は 波瀾万丈
 なみだ涙なんですけど。

       たまたまビデオがあったもので。    MUK