#22 Article 2268 Posted at 1994/08/21 21:37:52 by 闇将軍凄獣狼 (MAP2306) [USHIRO]

Subject: Re:*24 うしろの正面だあれ /2254 ........ /3185(#20) /3176(#20)

HIDEさんへ。

HIDEさんがゆ~さくさんの最初の書き込みに対して、何故あれだけ
反応されたかはよくわかりました。
ですが、その考え方は間違っていると思います。

どんなに断定的な言葉を使おうと、「~だと思います」を付けようと、
それはあくまでその人個人の意見であり、それに反対するアーティクルを
(何らかの手段で)削除する、反対者に制裁を加える等の排他的行為を
とらない限り(このBBSでそのような事ができるとは思いませんが)、
決して「押し付けている」事にはならないと思います。

数千人もの人が IDを持つ場所ですから、いろんな意見の人がいるでしょうし、
文体も多種多様でしょう。
ですが、それらは全て「その人個人の意見」にしかすぎず、誰に対しても
拘束する力など持たないはずです。

ボードに何かの作品の感想を書くという行為は自分の意見を発表しているに
すぎません。
賛同者があるかもしれないし、反対する意見が出される事もあるでしょう。
開かれた意見交換の場なのですから当然そういう事もあり得ます。
ですが、それらを受け入れるか否かは各個人に任されているわけであって、
誰かの書き込みに同意しなければならないというルールはありません。
反対意見があるならばそれを発表し、論じあえばいいのです。

「ちょっと待ち給え!わたしはその***は+++だと思うのだが」
「ほぅ、そうきたか。するとこの@@@は¥¥¥という事にならないかね?」
「いやいや、そこは###という見方もあるぞ」
「なるほど、その方がいいかもしれんなぁ」
「ところで、こちらの&&&の件に関しては..」

このような結果になるかもしれないし、ならないかもしれません。
けれどそれは議論の結果であり、誰かの意見を押し付けた(もしくは
拒絶した)という一方的なコミュニケートによるものではないはずです。

HIDEさんが、「ゆ~さくさんの意見が断定的である」という事のみを
論じてられたのなら、わたしはそれについては「受け止め方の違いによる
誤解」だと思います。
「ゆ~さくさんの意見には反対である」という事ならば、それに対する
意見を出し、ゆ~さくさん言うところの「論じて高めあう」行為をされる
べきだと思います。


>なぜ私が負けていると考えなければならないのか?
>これは、私に対しては一種の侮辱ですね。

議論は勝ち負けを判定するものではありませんし、誰かの意見に
反対したからと言って、侮辱したことにはならないと思います。


>・・であるから、論議において、旗色悪いなどと感じたことはない。
>人数的にはそうであったとしても、持論には信念と自信を持っているからだ。

誰もがお互いの持論を誇示して譲らなければ、それは議論ではなく
ただの自己主張合戦で終わってしまうでしょう。
決裂するか、1つの意見にたどり着くかはともかく、他人の意見を聞き、
その納得できる点、反対する点を論じ合う事も、メイプルのボードが
開かれている理由の1つだと思います。

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ついでのようでなんですが..
わたしも「うしろの正面だあれ」は見ました。
「戦争の悲惨さ・虚しさ、絶対にやってはいけない事」というメッセージを
伝えるための作品としては失敗作だと思います。

わたしがこのタイプの作品に触れたのは、「はだしのゲン」が最初でした。
小学3,4年生の頃だったと思います。
親が「読ませた方がいい」と判断して買い与えてくれたものです。
夏休みに祖母の家に遊びに行った時に買ってもらったもので、
その夜は家族揃って1つの部屋に寝てました(田舎の家は大きいですから)。
自覚はないんですが、わたしはその夜うなされていたそうです。

「火照るの墓」も見ました(レンタルですが)。
見終った後、「このままじゃきっと眠れない」と思い、一緒に借りて来た
もう1本のビデオ(ザブングルグラフィティ(^_^;;)を見ました。

この2つの作品は、戦争の悲惨さを伝えるという意味で、凄い作品だと
思います。
特に「火照るの墓」は、幼い兄妹の生と死を通して、痛烈すぎるほど
メッセージを与えてくれました。
その後 TVで放映されたりもしましたが、わたしにはあまりにも悲しすぎて、
その後1回も見る事ができません。

わたしは戦争を体験した事はありません。
しかし、こういう作品や写真などを通して、その悲惨さや虚しさを
知る事ができました(体験には劣るでしょうが)。

「うしろの正面だあれ」では、両親や兄弟が死ぬという展開が出て来ます。
戦争のせいで、無力な民衆が無意味にバタバタと死んでいきます。
物語のラストで、焼け崩れた自宅跡で主人公が泣き崩れるシーンがありました。
見ていて、悲痛な思いが胸に込み上げてきました。
しかし、その直後のにこやかな肉親達の幻影、わたしは「...え?」と
思いました。
そのシーンのために、「戦争は全てを奪ってしまう」というメッセージが
「苦難を乗り越えて生きる事の大切さ」にすり替えられてしまったような
気持ちになりました。

そういう意味で、ゆ~さくさんの言う「失敗作」という意見に賛成です。

                         闇将軍拝